DMMが一転、シェア自転車参入を「やめた」理由
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全国の駐輪場を探しに走り回りましたが、放置自転車公害をカバーするための数を確保できず、涙の撤退を決断しました(泣)。
シェアチャリは長期的に見れば、ユーザーの利便性は高いし、ビックデータを集めるIoTにもなる面白いビジネス。ウチは日和ったけど、他社はガンバってね。
今後は、メルチャリやLINEチャリの健闘を遠くから祈りながらも、別のチャリンチャリンビジネスを探しに走りまわる所存です。事業の参入を取りやめただけでニュースになるというのは大したものですね。狙ったわけではないでしょうが、結果として社会的責任を考慮している会社であるということを一銭も使わずに東洋経済という舞台を使って発信できたわけで、「シェア自転車に参入します!」と旗を立てたことは十分に意味があったのではないでしょうか。言ってみるものですね。
LINEと提携したmobikeは、決済レイヤーを握りたいテンセントが事業単体の収益性を無視したべらぼうなバリュエーションで出資しています。中国のVCの方からも、さすがにふざけたバリュエーションだといった話をお聞きしますが、mobikeがそのバリュエーションを正当化する根拠の一つとして海外進出もあるのでしょう。潤沢な資金を背景に、短期の採算度外視の体力勝負を仕掛けられたら、競合は辛いものがあります。
亀山会長は「Amazonとは真っ向から勝負しない」と仰っていますが、その意味では、LINEとmobikeの提携が発表された今となっては、結果的に撤退は会社の考えに叶っています。事業開始前で良かったですね。事前にLINEとmobikeの提携を察知していたのかどうかはわかりませんが、どうなんでしょ?
https://newspicks.com/news/2687192/