COP23で批判集中。脱炭素へ日本企業が動き出す
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脱石炭火力の流れは、COP21の時にもあり、世界銀行が融資をしないと表明したり、色々とあった。
その後、日本のロビーイングが功を奏して沈静化していたと思ったが、ここに来て再燃。
多分に政治的な部分を感じる。
本来は環境技術に優れ世界の二酸化炭素排出量の4%弱しかない日本だが、石炭火力がここまで悪者になっては、対策を立てざるを得ないでしょう。
日本がクリーンコール技術での石炭火力輸出を止めた場合に怖いのは、世界最大の二酸化炭素排出国である中国が自前融資で劣悪な石炭火力発電所を輸出する事。
政治的にちゃんと牽制してくれるののならいいが、プレイヤーが代わっただけで状況が逆行するリスクを懸念します。そもそもカナダやフランスは石炭火力発電での発電比率が極めて小さいから、このような主張を繰り広げられるのであることを忘れてはいけない。
もし脱炭素というなら、現実的には高効率の火力発電システムへのリプレースと輸出、co2回収装置の火力発電所への併設、などをしつつ再エネやガス火力発電の比率を高めて相対的に石炭火力発電の割合を下げる、とかが打ち手では。ゼロイチ議論ではない。
てか、逆を言えば世界が脱石炭になるなら石炭需要が落ちるんだから、需要が下がる石炭権益も安く手にはいるはず。安くなったところで日本が買えば、中長期的なエネルギー源の安定供給が可能になる、という見方もできるのでは。