「なぜ戦争は終わらないんですか?」10代の直球質問に池上彰は…
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私の意見なのですが、戦争は「対話の方法」だと考えています。戦争をして、勝てば相手を言いくるめたと同じ。お互い疲れ果て、もうやめよう、納得できる線引きをしようとなれば調停が結ばれ、戦争は終わる。戦争は「話を聞かない相手と会話するためのもの」で、美化するわけではないですが漫画で不良が殴り合って「やるじゃねーか」「お前もな」みたいなあれなのではないかと思っています。
問題は戦争に勝つと旨味がめちゃめちゃあるということ。これを求めてお金を出したり、それを助けて利益をもらったり、仕事がなくて戦争から生まれた仕事で食いつないだり、とにかくその「会話」の周りに人が集まる。となれば戦争が終わると利益もなくなり、困る人も出てくる。戦争はそんな「終わると困る」人たちが意図的に起こし続けてる水掛け論なのではないかと思います。
もちろん、体験したこともなければきっとその熾烈さは想像を絶するもので、私が一人であーだこーだ考えて言っても仕方ないことなのでしょうが、これが私の考えです、とだけ明記しておきます。
それはさておき、こういう疑問に対して答えを出し、考えるきっかけを与えてくれる番組は見たいですね。NHKの徴税問題(あえてこういう言い方をします)でテレビはいらないかなと思ってたけど、これは見たくなる。
注目のコメント
池上さんの限りある「富や食料を独占」したいという欲望が戦争を引き起こすという説は欧米では結構ポピュラーな考え方です。
例えばよく対極にある世界として例えに出されるスタートレック的世界というのがあります。
スタートレックの世界では、空間から無限に近いエネルギーや物質(あらゆる食料も含む)を取り出す技術があり、その結果飢えも貧困も格差もなくなり、労働は義務ではなく、人生を豊かにするためだけに行う行為になっています。
その結果世界から全ての戦争が根絶された世界です。
(その割には年中異星人と戦争をしているような気がしますが、設定上宇宙艦隊は軍隊ではなく人類の叡智を広げるための探査業務が目的で、武装はあくまでも防衛用のものとされています)
こういう世界が人類の理想であり、いつか技術革新によって人類はその頂きに上り詰めることができるという考え方なのですね。
正直個人的には全く違う考えかたを持っていますが、それでも技術の進歩が人類を戦争から解放するという古典的な科学万能神話にはある種の希望があるのも事実です。(半分宗教みたいなものですが)
もし本当にこの説が正しければ、いつか人類は戦争を克服できる・・・・かもしれませんね。小学校の時に戦場カメラマンの方が講演した時に話していたのは、「戦争したい人がいるから」
戦争をしないと食べれない人もいる。
武器を作っている人は平和になると食べれなくなる。
軍が無くなると、軍人は食べれなくなる。
もっと説得力のある言葉で話してたと思います。
ただ、「戦争したい人がいるから」これは忘れられません。