電子情報産業の生産額 日本企業のシェアは10年でほぼ半減

コメント

注目のコメント

• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2017年12月20日

  電子情報産業の世界生産額が順調に拡大する中、日本のプレゼンスの低下が指摘されています。手頃な資料だと思いますので御一覧ください。
  https://www.jeita.or.jp/japanese/topics/2017/1219.pdf
  
  世界生産額は、2017年が2兆7,401億ドル（対前年比+6%増）、2018年は2兆8,366億ドル（同+4%増）という予想です。
  一方、日系企業の生産額は2017年では3,438億ドル（同+
  2％増）、世界シェア13％程度とされています。これはピーク時の約7割の規模、ピーク時シェア比▲8ポイントの低下にあたります。
  電子部品が大健闘している一方、AV機器、通信機器、コンピュータおよび情報端末など電子機器部門で、海外企業との競争激化によるシェア低下が目立ちます。
  完成品でプレゼンスを高めることができるかは、家庭向けロボットなどのジャンルで巻き返せるかが注目点になると考えます。
• 鳩山 玲人

  鳩山総研 所長

  ・2017年12月20日

  ハードの生産での回復を目指すのではなく、技術のライセンスやソフトウェアや関連サービスで取り返していって欲しい。生産額だけに目を向けると間違えそうだ。
• 福田 升二

  Chatwork株式会社 取締役COO

  ・2017年12月20日

  この指標だけでは何とも言えない面はありますが、構造的には致し方ない状況かなと。次に来るものを取れるかどうかでしょう。