中国NIOの新型EV、バッテリーを交換して航続伸ばす…大型SUVのES8
コメント
注目のコメント
交換ステーションは誰が作るんでしょうかね。
→Kato Junさんのコメントにより、自社で2020年までに1100箇所作り、月課金するとのこと。
EVの充電時間の長さの問題が出ると、必ずでてくるのが交換方式のアイデアで、既に1896年に提案があります。そして1910年代にEVトラック向けにいくつかの事業が行われていましたが内燃機関車の登場で消えました。
2007年に「ベタープレイス」という企業が機械式バッテリー交換のアイデアで事業展開しようとしていたのを覚えていらっしゃる方もいると思います。しかし、このビジネスモデルは失敗し、ベタープレイスは2013年に破綻して解散しました。ベタープレイスのタクシーもすぐに実験が終了しました。
なぜうまくいかないかというと、ステーション側のビジネスモデルの問題があります。ガソリンスタンドの場合、タンクを数分で一杯にして五千円とかの売り上げですが、EVバッテリー交換の場合、チャージされる電力の料金自体は数百円分であり、交換料金をある程度とるとしても、充電という手段と比べてかなり割高になってしまいます。高々数百円の作業の為に、数千万だかの交換装置の設備投資をしても、回収できません。また、ガソリンより一桁安いビジネスに興味をもつガソリンスタンド業界はいません。
類似のサービスは、中国の電力会社や、フランスでもありましたが、うまくはいってない様ですね。手で持てる容量のバイクや自転車用ならすでに実用化されていますが。先日酒井さんが下記でコメント下さっていた中国のEVメーカーNioの新モデルについての記事。
モーターは前後に搭載、何より注目なのは電池が交換式という点。交換式は充電時間が掛からないので当初は期待されていたが、Better Placeが上手くいかなかった。さて、これからどうなっていくか。
定点観測していきたい。
https://newspicks.com/news/2696559
下記CNBC記事を見ると、同じくSUVのTeslaのModel Xの半分の価格。1100以上の電池交換ステーションを2020年にまでに整備する計画とのこと。どれだけ交換できるのかが分からないがサブスクリプション型で月額1200元(約2万円)のプランを用意しているとのこと(これに加入しない時は交換式ではなく自分で充電?)。
http://cnb.cx/2B96yI9
あとNioについては、過去にPicksでは下記などでPickされている。
https://newspicks.com/news/2246008バッテリー交換は誰でも思いつくんですが、なかなか大変ですよね。
大場さん仰る通り、儲かるようにはなかなか。
重いですしね。
交換できるようにするには、シャシーど真ん中に大穴開けないとですし。
簡単にはいきませんよね。