バイト中に15歳少女が転落死 太陽光パネル点検作業
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注目のコメント
まずは、亡くなった少女のご冥福をお祈り申しあげます。
年少者(15歳以上満18歳未満)に対しては「危険有害業務」に従事させることは禁止されています。
このケースの場合、禁止されている「高さ5メートル以上の場所で墜落により労働者が危害を受けるおそれがあるところにおける業務」にあたるので完全にアウトですね。
サムネイルの写真を見る限り、フラットな屋根の上なので、住宅の屋根のように瓦で滑って転落する恐れがないようにみえます。比較的安全な現場だったために雇用者も油断していたのでしょう。
また、点検作業は建設作業ではないため、新規入場などで作業員をチェックしたりすることがないし、誰かに監視されている訳ではないので、軽い気持ちでアルバイトを雇ったのでしょう。
我々のようなまともな建設業者のようにしっかりコストをかけて教育し、コストをかけて安全装備を充実させていても、高所でも作業の事故は完全には防げません。
建設業に来た新人は、慣れている私たちからみたらビックリするような危ない行動をします。
現場のどこが危ないのかをしっかり教育していく必要があるため、建設業はアルバイトを禁止しているのです。高所での作業時には,墜落防止の手立てをとることにはなっていないのか。なお学校管理下だと,2008年に杉並区で天窓を突き破って児童が墜落死する事故があり,その後天窓の点検が全国一斉におこなわれました。
安全管理に問題なんて緩い話じゃない話
高所作業に関する労基違反のはず。法令違反だと元請けにまで責が問われる場合もあります。作業員名簿の提出は?安全衛生管理者は?
ただ一つ言いたいのは発注側にも過剰な要求がなかったか問いたい。年内に終わらせろとか安くしろとか、、こんな時に発注者は「法令遵守が前提の話てす」とシラを切るのが歯痒いですね。