ECBが経済見通し上方修正、緩和継続強調 指針変更討議せず
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いよいよドラギ以後の見通しまで公表され始めましたが、現状の好循環を前提とすれば当然上方修正になるのは予想されたことでした。しかし、会見のトーンからも分かるように、ECBは正常化グループの一員と見なされないことに必死であり、それによりユーロ高を回避したいのが本音と見受けられます。来年の見どころはQEを廃止に追い込めるかどうかですが、私は今一度、減額&延長があり得ると見ています。
>賃金の伸びが抑制されていることに言及し、これは相当規模の金融刺激策が依然として必要であることを示していると強調した。
これまでの経済政策の理屈では説明できない状況が欧州だけではなく、アメリカを含めた先進国で起きており、これがFRBのイエレン議長のいう「ミステリー」に該当するんでしょう。