【経沢香保子×佐々木大輔】大人の学びに効く、「一人合宿」の効用
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佐々木社長ご推奨の高橋是清の随想録への入門書として、高橋是清自伝を買いました。正金から日銀副総裁など要職に進むにあたり、気苦労が増え、板挟みの苦悩などが増える有様などが、物凄い美文で素直に書かれており、近代史の記録として、そして、物語としても大変に面白く、おすすめです。
読書には2つのタイプ(傾向)があるように思います。
「問題解決主導」と「素材蓄積主導」
▼経沢さんは「問題解決主導」
“私は本を読むときは、答えを探すために読んでるという感覚です。”
“5冊から10冊ぐらい読めば、大体、自分に合った答えが見つかります。ですから、本とは私にとっては「辞書」のようなものですね。”
▼佐々木さんは「素材蓄積主導」
(読んだ本から得られたことを、新たな発想や行動につなげていく)
“最近で一番面白かったのが、高橋是清の『随想録』ですね。何が面白かったって、結局、世の中の問題意識は100年たってもそう変わらないと、わかったことですね。”
“そう考えると、例えばビットコインの登場により、その構造は変わるのかなどと、どんどん思考が膨らんでいきます。”
▼経沢さんも、本を読む動機としては、「問題解決」だけれども、読んだ本は自分の中に蓄積されていることでしょう。
読書の習慣があまりない人は、経沢さんのように「問題解決」をきっかけに読んでみるのが良い。
差がつくのは、その読んだ本から得たことを蓄積して、ある時に点と点がつながるような気づきや学びができるかどうかです。それが、「教養」。読書、私も好きです。
昔の人(記事の例では総理大臣)が、「どのような状況下で、どのような考えをもっていたか」学び、抽象化して現代に当てはめるととても面白いです。特にサピエンス全史はまさに今の状況(特に仮想通貨への熱狂)に当てはまることが多く面白かったです。
また、上20代、下20代との関わりを持つという考えも納得しました。社外との人的ネットワークを作る上で参考にしようと思います。