自主的に勉強するようになった「先生の言葉」
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この先生については、昨年11月1日づけの「高濱コラム」で書きました。
https://www.hanamarugroup.jp/column/category/takahama/
私だけが特別に目をかけられたと信じていたのですが、どうやらクラスの皆に特別感を与えていたらしいのです。先生間でも尊敬されてる感じだったし、保護者の信頼も絶大だったのですが、50歳過ぎて、名先生だったことを再認識しました。
「担任した教え子を平等に愛する」みたいなことって聞こえは良いし、大枠間違っていないけど、子どもが伸びるかと問われると疑問。やる気スイッチが入るのは「特別感」を感じたとき。
目指すべきは、「平等に依怙贔屓する」ということです。ちなみにこの言葉は、女子バレーボールの中田監督の言葉です。高濱さんの話は毎回感銘を受けつつ読ませていただいてますが、どうしても引っかかっていることがあります。
メシを食える人間≒成績優秀な人間なのでしょうか?
高濱さんが東大卒なのもありますし、他の花まる学習会のピッカーの方々も高学歴のように見えます。
学校の勉強ができない子はどうやってメシを食える人間に育てて行くのでしょうか。
先日フィンランドの教育について話を聞く機会があり、フィンランドでは自分の良さを自分で見つけ、自己肯定感を高める教育をしていると聞きました。そこに成績の良し悪しは関係なく、自分がどういった形で人の役に立てるのかを考えるのだそうです。そういった考え方もスコープにあるのでしょうか。先を見せること、先が大変なことを伝えてくれる大人は多くいますが、
そこで小さな伴走をしてくれる大人は少ないのではないでしょうか。
そういう大人に出会えたことはとても幸運です。
そして、その出来事が自分にどんな影響を与えていたかを認識できる力もとても大切です。
認識できていることが、花まるでの教育の中にその要素を再現できていることにつながっているからです。
好きなことは自然と力が出る、
けれども、好きなことの中には嫌なこともある、
それでも好きならば進める。
高濱さん自身が、勉強(学び)が好きで、
けど成績が落ちるのは苦しいことで、けど学ぶことは続けられた。
そんな体験も、今の事業につながっているのでしょう。