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「民衆蜂起」の可能性低く=エルサレム首都承認から1週間-パレスチナ

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  • 参議院議員、中東調査会客員研究員 民進党埼玉選挙区選出参議院議員、(財)中東調査会客員研究員

    民衆蜂起の可能性が高いか低いかは、複数の要素を勘案する必要がありますが、現時点で国内政治だけ見ていると、以下の通り可能性は低そうです。
    ① パレスチナ人に諦観が拡大しており、マグマはたまるとしても直ちに爆発するようには見えない。
    ② 組織化された反対運動がほとんど見られず、一昨日のエルサレムでのデモ計画のように、計画されても事前に察知され、イスラエル当局に封じ込まれている。
    ③ ハマスは蜂起を呼び掛ける一方で、ガザからのカチューシャ弾攻撃に反対しており、小規模勢力を取り締まっている。
    ④ PAとハマスの和解が進みつつあり、特にハマスがガザを掌握した際に解雇された役人がPAの要請により再雇用され、大衆レベルで和解が進んできているという印象が高まり、ハマスの動きが鈍い。
    ⑤ PAは蜂起を好ましく思っていない。
    ⑥ 7月のアクサー・モスク敷地へのイスラエル警察侵入およびそれに引き続く監視機器設置は、第二次インティファーダの原因となったシャロンの敷地訪問よりもはるかに深刻なはずであるが、それすら大規模な蜂起へとつながらなかった。

    しかしながら、第三次インティファーダを呼び掛けるヒズボッラーとその後ろにいるイランの存在、それに対するサウジの反発等の対外要素、さらにはたまるマグマの向かう方向等、不安定要素も依然として残されており、情勢を注視する要素も数多い。


注目のコメント

  • フォトグラファー

    インティファーダと呼ばれるイスラエルの圧政に対するパレスチナ人の民衆蜂起は、過去89年と00年に2回発生しています。

    「最新鋭のイスラエル軍戦車に対し石を片手に立ち向かうパレスチナ市民の姿」は世界中で報道され、国際的なイスラエル非難を喚起しました。

    以前インティファーダについて、抗議運動を主導している現地の方にお話を伺いました。
    その方のお話では、両回とも「実際に始まるまでは誰もそれがインティファーダとはわからなかった」とのこと。記事では民衆蜂起の可能性は低いと予想していますが、当事者にもいつ火がつくのかわからないため、現状だけで今後の見通しをつけるのは難しいかもしれません。

    特に第一次インティファーダは、成功した抵抗運動だったと言われています。この抵抗運動が国際社会の関心を集めた背景は、近所の住民同士が協力し合い、地域のコミュニティがネットワーク状につながっことで長く抵抗運動が続いたことと考えられています。
    食料補給路を断たれた村があれば、隣村の人が噂を聞きつけ夜中のうちにロバに乗ってパンを届けたそうです。

    一方、今のパレスチナは、成功経験である第一次インティファーダの頃と比べ、「個人が自分を優先する社会になりつつある」と聞きました。現地の方の肌感覚ではありますが、個人主義の浸透により市民による組織的な抵抗運動が起きにくい環境に変わったのでしょうか。


  • フォトグラファー / メディアリサーチャー

    かつてのアラファト議長のような求心力を持ったカリスマの不在も一因でしょう。
    それに現状はまだ「発表」のみであり、紙1枚の上での出来事。
    実際に米国大使館の移転が始まれば、新たな動きが出てくるのかも。


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