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もう金融タブはほとんどビットコインの話題。すげぇな
過去もコメントさせて頂きましたが、ビットコイン(仮想通貨)と比較すべきはやはりゴールドだと思います。「そもそも何に使うのか謎」、「金利が付かない」、「生成にコストがかかる」など共通点は少なくなく、また、市場規模が小さいからこそのご案内の値動きです。(もちろん、両者の市場規模は未だ比べられるほどではないですが)

なお、ビットコインは電気代と設備投資がかかってるから信用貨幣よりも裏付けがあるという議論は事実としてそうです。しかし、結局の所、人々の感性としてビットコインに金(ゴールド)のような価値を認めるか、というつとめて定性的な議論になってくると思います。ゴールドがゴールド足り得るのは人々の「なんかキラキラして綺麗」というふわっとした思いが出発点ではないでしょうか。

いくら裏付けがあっても、人々が「使えそう」という信頼をもたない限り、普及はしません。この点、アマゾンでビットコイン決済が使える、といった動きなどがあれば、大変な変化だと思います。

なお、ビットコインには現物がないから価値が無い、という指摘は本質を得ていないと思います。極端な話、有事に金塊を持っていたら奪われるかもしれませんが、仮想空間なら奪われません。そこに価値があるとも言えます。もっとも有事に電気やネットが使えるのか、という指摘はあるかもしれませんが・・・
〈原文〉
金には現物がありますがビットコインにはそれがない。匿名性と価値の安定性がどこまで確保されるか次第でしょうね。

〈追記〉
一部のコメント欄の反応を見て少しがっかり。
現物がなければ価値がないなんて一言も言ってません。
ただ、実需の有無(それによる価値の安定)、秘匿性、資産の匿名性へのニーズなどにおいて、両者は違うと申し上げている。

ビットコイン関係では、機関投資家が空売りが出来るかどうかなど、他にも僕が誤っているかのようなコメントを頂くことがありますが、まあ何というか、熱烈なビットコイン支持者が多いのですね。
ボラティリティに賭ける投資家の市場となりつつある。実需のメリットを享受できるように、市場の整備を急がねば、インフレ通貨の一つとなり、使い勝手が悪くなるかも。
やはり、Bitcoinはデジタルアセットへの挑戦を開始。30年経ってみれば結果はわかるでしょう。
価値の本質は、人の信用ですから。