パナソニック、“家まるごと提供”はなぜ挫折した?
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注目のコメント
この記事、地味だけど実はとても思うところが多い記事。
そもそも「家まるごと」を誰が掲げたのか。それを考えると色々な経営というものの難しさが見えてくる。
自分の理解では、もう統合の10年前から事業のことをわかっていた「地に足ついた」人たちはずっと同じことを言っていたのに、投資家やメディア向けにいいことを言いたい人たち(やそのことをわかってない外部の人たち)が掲げたこのワードを掲げたのだと理解している。
で、もっと本質的なことをやらないといけない時期に、ずっとそこに時間を費やさせられた。10年かけてようやくやらないといけないことが、今の枠組みの中でできるようになるんだろう。
そう考えると2000年代中盤からのパナソニックの経営というものをどう評価するかは、今語られているよりももっと深く考察すべきで、今、そこを脱して東芝やシャープみたいにやばい状況にはなってないからといって、「よかったねちゃんちゃん」としている場合ではなくて、そこから学ぶべき大企業の経営に対する示唆が沢山あると思うんだが…
あとなんでファシリテーターが言ってることは確かにそうかもしれないが、なんでこんな喧嘩腰なんだろう(笑)この新聞社ならそこらへんのことは全部わかってるはずなのに。単なるスローガンでしかなかった、に尽きる。プロダクトアウトなんですよね、思考が。
家まるごとではなくて、パナソニックが価値を出せる領域を個別に広げていってほしい。その結果、家の全てがパナソニックならそれはすごいことだけど。