アリババとフォード、戦略的提携で合意
コメント
注目のコメント
alibaba×スターバックスとも提携してるよ、12月5日に上海のスターバックス新店オープンセレモニーでジャックマーとハワードシュルツが揃って参加し、お客さんがコーヒーの待ち時間でも楽しんでもらえるよにデータとAR技術を使った体験型のスターバックスが上海に新しくオープン
昨日のロイターの英文記事ですが、こちらを読むとフォードが前のめりで提携に至ったよう感じます。
興味深いのが、中国市場でのフォード車販売の落ち込みを補う為、アリババのオンラインモールを通じた販売強化に加え、Automotive Vending Machineというコンセプトのストアで、消費者がその場で、スマホにて購入もしくはテストドライブを選べる仕組みのようです。
Exclusive: Ford set for China tie-up with Alibaba to test online, direct auto sales https://www.reuters.com/article/us-china-autos-ford-alibaba/exclusive-ford-set-for-china-tie-up-with-alibaba-to-test-online-direct-auto-sales-source-idUSKBN1E016F中国のIT企業を巻き込んだ自動車業界の再編が加速しているようです。
自動車業界の4大トレンドはCASE(※)といわれていますが、今回の提携はConnectivityがメインという事でしょうか。
※つながる車(Connectivity)、自動運転(Autonomous)、共有化(Shared)、電動化(Electric)
このほかにも、シェア自転車などを運営するアリババやテンセントはShared分野で、地図サービスを運営する百度(バイドゥ)やテンセントはAutonomous分野で優位性を発揮しそうです。
世界最大の自動車市場は世界最大ですので、この巨大マーケットを狙った外資自動車メーカーとBAT(※)の提携が今後さらに増えてくるかもしれません。
※B:バイドゥ、A:アリババ、T:テンセント
自動車業界のCASEにおける、中国企業の動向に注目しています。