【3分解説】なぜゾゾタウンは、ファッション界の「常識」を破壊できたのか?
NewsPicks編集部
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コメント
注目のコメント
ZOZOTOWN全史のまとめとしては、これまでで最も詳しく、なおかつ的を得ていると思います。ここに書かれていないこととしては、ZOZO立ち上げ時の出店ブランドとの二人三脚での取り組みや、送料無料化&ポイント10倍(現在は終了)あたりでのザワつきなどでしょうか。
昨日は拙稿をご笑覧いただき、ありがとうございました。
スライドストーリーには馴染まない話ですが、私はスタートトゥデイという会社の最大の強みは、強靭な「ソーシャルキャピタル」だと思っています。
前澤社長の類稀なるリーダーシップの下で紡がれていてきた、全社員が共有する熱量や集合知のようなものです。
外形的な産業資本とは全く異なる価値を持つ人的資本で構成された有機体です。
その裏には、6時間労働性、格差の少ない給与体系、働きやすい環境を整えた物流センター、社内恋愛の推奨、ゾゾタウンユーザーを中心とした新卒社員の驚くべき離職率の低さ、幕張本社近辺に住む場合の手厚いの家賃補助など、ややもすると20世紀型と揶揄されそうな仕掛けがあります。
一言では言い尽くせない魅力に溢れた21世紀型の企業です。今年時価総額1兆円を突破した際には、「ついに」という感想を持ちましたが、一方で、これまでのスタートトゥデイならびにゾゾタウンの歩みは意外とまとまった読み物が少ない。そこで、今回は、前澤さんの生い立ちから、プライベートブランドまで。その全史を解説します。