この連載について
国内最大のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイがついにプライベートブランド(PB)を発売する。「WEAR」や「ツケ払い」など、数々のサービスを生み出してきた創業者、前澤友作は、どんな服を世に送り出すのか。テクノロジーによって変わる服作りの「未来」を占う。
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国内最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営。受託ショップの売上が中心だが、古着の取り扱いやフリマにも注力。コーディネイトアプリ「WEAR」も世界で展開中。商品取扱高の拡大と利用者数も好調に伸長。
時価総額
1.17 兆円
業績
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スライドストーリーには馴染まない話ですが、私はスタートトゥデイという会社の最大の強みは、強靭な「ソーシャルキャピタル」だと思っています。
前澤社長の類稀なるリーダーシップの下で紡がれていてきた、全社員が共有する熱量や集合知のようなものです。
外形的な産業資本とは全く異なる価値を持つ人的資本で構成された有機体です。
その裏には、6時間労働性、格差の少ない給与体系、働きやすい環境を整えた物流センター、社内恋愛の推奨、ゾゾタウンユーザーを中心とした新卒社員の驚くべき離職率の低さ、幕張本社近辺に住む場合の手厚いの家賃補助など、ややもすると20世紀型と揶揄されそうな仕掛けがあります。
一言では言い尽くせない魅力に溢れた21世紀型の企業です。
しかしこうやって並べてみると結構コケた案件多いですね〜〜
その後にも書いてある「デザインの統一」もとてもよく覚えています。街のコンセプトと書いてある通り、それまではリアルのモールをネット上に再現しようとしていたように見えていました。当時のいち消費者としては、(お年頃だったこともあり)リアル店舗で買う方がかっこよくて、モールをネット上に再現しても買うのは何だかかっこ悪いような気がして憚られたことをよく覚えています。
それが、あっという間にこの逆転。改めて、すごいです。