中国の女性が口紅を塗る日に備えよ! まだまだ大きくなる中国の化粧品市場
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都市部では化粧をする女性が増えました。美意識の高まりとSMSの自撮りの影響も大きいのでしょう。
なのに中国は化粧品の関税率が60%とまだ高い。故に百貨店の化粧品売り場は閑散としているものの、空港の免税店は大変な賑わい。
需要の高まりを受け、関税率は徐々に下がってきていますし、事実、美容液などのコスメ関係の税率は既に30%。
ただ中国は手頃な値段なコスメ関連商品も種類が少なく、日本のドラッグストアが人気があるのもうなづけます。
どの国の人たちも綺麗なりたい、綺麗な人たちを見たいという気持ちは同じなので、これからが本当のビジネスチャンスです。大学にもよりますが、中国の大学生は今でもスッピン率が相当高いです。
私が勤める大学は女子率が70%を超えており、1万人ほどの女子大生がいますがほぼスッピン。私の教え子達も一部の学生が就活などで化粧をするくらいです。
以前なぜ化粧をしないのか聞いたら、興味はあるがやり方がわからないとのこと。
つまり、潜在的にはかなり巨大なマーケットがあるという事でしょう。大学などで化粧教室なんかを開催したら受けそうです。12月1日から化粧品の関税が下がったしチャンスですね(最近毎日この関税引き下げ解説ニュースを翻訳してます)。
2009年に中国に留学したとき、同世代の女性教師がすっぴんだったのに衝撃。大学で教え始めたら英語学科と日本語学科の教師だけ化粧をしてました。
大学生は一年時にだいたい朝鮮族だけが化粧してて、ほかの学生にメークを教える。
以前、日本の化粧品メーカーを取材したとき、「顔は一つしかないから、化粧年齢を上げたり下げたりして市場を増やす」と聞きましたが、中国はまさに未開の地。美顔アプリというライバルはあるけど。