「20代で借金作って夜逃げ…一寸先は闇だった」ダイソー社長が告白

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• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2017年12月05日

  100円ショップという業態を作った方。たまにビジネス誌などに出ているエピソード（例えば下記は2012年の日経ビジネス記事）、今でも社員で商品の搬出作業をやるといったところは商売の原点を感じるし、個人的にはそういう実直な社風はとても好き。
  http://nkbp.jp/2AuuO3I
  
  本記事にも出ているが、100円にしたのは「シンプルだから」。あとは、色々なものがある雑多感が商売につながるというのは、ドンキとも多少かぶる。
  一方で、そこの逆を突いてきたセリアが、最近は業界を変えてきて、ダイソーはそれに追随する形。
  100円だし雑多感があるから在庫管理をしないというダイソーが作った業態の常識を、セリアは上場時に得た資金でPOS含む情報システム投資をした。そのなかで売れ筋・死に筋を把握して、追加発注を掛けたり、本当はもっと売れるものであれば店舗での置き方を変えたり、売れている多店舗に回したりといった運用に変えた。併せて店舗の雰囲気も明るくした。昔は100円ショップはスーパーの端っこにあるような暗い業態だったのを、モールの目立つ場所においても大丈夫にした。