NTTが見せる電話事業の底ヂカラ。AI開発の鍵は「共創」
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NTTは音声認識・音声合成など音には世界トップの力を持つ。そこにAIをかけ合わせる。スマートスピーカーの普及などアンビエントなインタフェースの「音」は重要性を増す。AI研究開発は世界中で進むので共創でいいとこ取りをすればいい。NTTの研究は案外強みを増していくと思います。
いまNTTの研究はかなりぶっ飛んでいて、ニコニコ超会議などでも注目の的。その中の人からこうしてどしどしメッセージをいただきたい。がんばれ電話屋!SF作品の中では古来より、「人工知能VS人類」の構図があり、今や定番です。
現実に、起業家のイーロン・マスク氏はAI脅威論者として、AIの規制を求めています。
しかし、NTTグループの八木さんは、AIと人間の関係についてこのように語っています。
”――AIが人間と敵対するというイメージは、海外のSFなどの影響でしょうか?
八木:日本では、AIやロボットと言えば、「ドラえもん」や「鉄腕アトム」のイメージで、どちらかというと親しみがあります。アメリカでは「ターミネーター」のようにヒトと対立構造にあったりするのは、文化的な背景の違いに起因するとも言われています。そういう理由だからなのかはわかりませんが、AI技術にあえて「AI」という言葉を使っていないグローバル企業もありますね。
――ヒトと共存・共創していくのが、日本のAIの強みかと。
他の企業や研究者に怒られるかもしれないので、「日本のAI」とは言い難いですね(笑)。でも、NTTグループが目指すのは、日本らしい考え方のAI。ヒトを超えるのではなく、ヒトに寄り添うAIです。”
AI技術が台頭しても、人間そのものが変わるわけではありません。これからは、AI技術の他に、人間とAIの関係性に注目が集まるかもしれません。