障がいとは何か。2020年大会に向けて、取り組むべき課題
NewsPicks編集部
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都内で暮らしていると、なにか息苦しさと違和感、なにが歪んでいるような、そんな場面に遭遇することが多々あります。
特に、障がい者や子どもを持つ親、妊婦、高齢者の皆さんが生きにくい世界のように感じました。もちろん彼らを特別扱いするべきとかそういう次元の話ではなく、許容範囲をもっと広くもって、誰もが生きやすい社会にしていこうよ!って思います。私はがん患者という障がい者です。そして、癌であることを全面に公開してます。
それはそうしないと世の中変わらないという思いが一つの理由です。
障害を視覚、聴覚、肢体等の機能不全等を意味する「Impairment」
機能障害等によってその人の生活や行動が制限・制約されることを「Disabilities」
persons with disabilities 個別的属性としての障がいのある人
実情を知ってもらい、理解してもらうのは障がい者の責任も大きいです。わたしも障がいという言葉は使いたくありません。
理由は生きづらさを的確に表現しているとは思えないからです。
過去に私は車いすを体験したことが有ります。少しの段差でも乗り越えることができず、あるスーパーでは入口に階段があり、入店さえできませんでした。
みんなが利用できるようにする考え方、これをノーマライゼーションというのですが、そういった考えが人の心に根差していくことを切に願います。
社会の生きづらさを取り除いた社会になれば、障がい者と健常者の区別がなくなるだろうと私は考えます。
スポーツを通して、障がいを考えることは大切な取り組みです。