ビデオリサーチ、「『ホンネテレビ』視聴者207万人」リリース取り下げ トップページで謝罪
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ITmedia が取りあげたため先週以上に拡散してますね。取り下げられたリリースまで掲載しちゃって大丈夫なのか。個人的な見解ですが、
1) 第三者がパネル調査で科学性に基づいて視聴数を推計して販売したり発表することは何の問題もない。それがだめならインテージやマクロミルの世帯購買データもダメということになる。
2) VRは、推計手法が不適切だったのなら、再集計して新しい推計値を出せばよい。訂正ではなく取り下げ、謝罪のみでは納得を得られないだろう。パネルの不備なら「VR-CUBIC」の信ぴょう性に関わる。
3) CAは、自社サーバー集計と比べて少ないというのであれば、カウント定義なども付けて外部の検証可能な形で公表してほしい。両社の数字が出たら議論すればよい。業界の進歩にまちがいなく貢献する。
4) 一番まずいのは、CAは圧力をかけたらしい、VRはそれに応じたらしいという憶測だけが残って、視聴者数公表がタブーになること。これでは業界が前近代的なままといわれても仕方がない。
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うーーーーむ、これはどう消化すれば良いんでしょう。
調査会社が周辺データを元に類推した調査結果を発表するという行為自体は、アンケートでのSNS利用率調査とか、ニュースアプリの利用率調査とかを考えると、特に問題ないのでは無いかと思うんですが。
その調査リリースに対して、SNS事業者とかアプリ側がクレームを入れて取り下げどころか謝罪までする羽目になるというのは、あまり聞いたことないですよね・・・
類似事例としては、mixiは死ぬという予測記事を書いた社員ブログで謝罪する羽目になった事例ぐらいでしょうか。
(あれも死ぬという言葉は別として、謝罪させるのはやりすぎだと思ったりしたので、私の感覚がズレているのかもしれませんが)
今回発表したビデオリサーチの数値が、AbemaTVからすると営業妨害といえるぐらいのひどい数値だったからということなんでしょうか?
まぁ個人的にも累計の視聴者数が207万人というのはさすがに少なすぎるのではないかと思いましたが。
ただ、それはおそらくビデオリサーチのパネルが偏っていて少ない数値で出てしまっていると思われ、単純に生データを持っているAbemaTV側は自らのデータを元にその反論をすれば良いレベルの話の気がします。
それが、クレームをして謝罪までさせられる、というのは何だか状況が良く分かりません。
これはひょっとして、私がYahoo!ニュースに寄稿した類推記事もクレーム入れられて謝罪させられる羽目になったりするのでしょうか・・・とか考えて怖くなってしまっている今日この頃。
どうしよう。AbemaTVにログが残っているはずなのに、わざわざ他社がサンプリング調査で推計出す理由がないってことよね。もしも大きく外れたら自社サービスのPRにおいてマイナス効果だって考えなかったのかな。。。
正直に告白すると、僕は207万人という数字を見て違和感はなかったんだけど、藤田社長が言うには1000万人いかないくらいとか。担当者はきっとTV視聴率分析の専門家だろうし、僕と同じで違和感を覚えなかったのでしょう。ただ、システムが叩き出した推計値に違和感がなければそのまま鵜呑みにするのは危ないよね。。。