大飯と玄海の再稼働延期 神鋼データ改ざんで2カ月

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• 宮嶋 巌

  月刊FACTA 発行人

  ・2017年11月30日

  九電の玄海3、4号機の2か月延期に続き、関電（大飯3、4号機）も再稼働が遅れるとはネ。遂に数十億単位の「実害」発生です。ちなみに九電の収益減は30億円を下りません。
  昨日、原子力規制委の更田さん（委員長）も「（玄海の再稼働が）1か月も遅れるとは、ちょっと首をひねっています……電力会社が自分たちの作業の遅れを規制当局にせいにすることはよくあることですが、それに当たるのか分かりませんが……」と、辛辣な懸念を表明。
  電事連の公式見解は「直ちに安全上の問題はない」と云うものですが、安全上の問題がないなら、数か月も遅れる理由がないはず。本当に大丈夫なの？　不安になります。
  
  更田委員長が懸念表明（記者会見の速記録です）
  http://www.nsr.go.jp/data/000211575.pdf
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