スキル、チーム、働き方…。コンサルの「変化と不変」のヒストリー
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Accenture、NewsPicksからお招き頂き、対談の機会を得ました。とても懐かしく楽しい対談でした。ありがとうございます。以下、コメント。
牧田氏は、戦略コンサルティングファームを「いわば、予備校の先生。勉強を教えても、合格するかどうかまでには責任を持たない」と指摘しているが、認識が浅いと思う。確かに業務プロセスのアウトソーシングなどはしないが、単なる戦略立案だけではなく戦略を実行する組織改革まで踏み込んでいる。戦略コンサルティングファームは、彼らのできる範囲で実行支援を行っている。
また、牧田氏は講演などでPickerから「今日はピンクをお召しではないんですね」と言われることが増えたのを気にかけ、「NewsPicksの対談だし、ピンクを着よう」と考えたようだが、ピンクのシャツにピンクのベストというのは、コーディネートとしてどうなのだろうか。Picker友の軍地さんなどからアドバイスを受けるべきだと思う。
冗談はさておき、『デジタルマーケティングの教科書』
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でも述べているように、今後のコンサルティング業界の覇者は、AccentureとIBMだと考えている。したがって、金融業界へのコンサルティングの拡大は理にかなった動きだ。僕が在籍していたころは、コンサルティングのレベルもまだまだで生産性の低さを労働時間でカバーしていたが、それを合理的に見直す「働き方改革」は正しい方向性である。
一方で、僕が在籍していたころから、Accentureはプロフェッショナル集団を目指してきた。プロフェッショナルとは、クライアントへ貢献するため、時に過酷な環境でも目標を達成するマインドを持っているということである。医師は、患者を前にして「定時になったから帰ります」ということはない。同様に、プロフェッショナルはクライアントのために自分の力で最善を尽くす覚悟がなければならない。
Accentureが「働きやすさ」を標榜するのは悪くないが、それだけを強調すると、プロフェッショナルマインドを持たない集団が出来上がる恐れもある。「アクセンチュアで成長したい、勉強したい」という中途半端な覚悟ではなく、「自分の力でクライアントに貢献してみせる」という覚悟を持った人にアプライしてほしいと、個人的には考えている。
注目のコメント
アクセンチュアOBですが、私の知るアクセンチュアの強みは、「結果にコミットする」ことだと思います。
だからこそ、ミーティングの1秒前でも最高の資料作成に努めて、徹夜続きで仕事してました。
アクセンチュアで徹夜してでも働けることを実感し、卒業後、苦難が訪れても、あの時の激務を超えた自信が困難を乗り切る際の活力となったと思います。
コンサルタントの魅力は、未来を想像、創造しながら仕事ができること。確かにチャレンジする価値は十分あると思います。とても楽しい対談でした!
STAY GOLD!!牧田さんは、20年ほど前に新卒でアクセンチュアに入社。その後、IBMに移り、信州大学に活動の場を移した経歴の持ち主。過去のアクセンチュアを知る牧田さんが今のアクセンチュアをどう見ているか。
NewsPicksでおなじみのピッカー、信州大学の牧田さんにBrand Designチームのコンテンツで初登場してもらいました。組織で挑む、というのは、なんでもやれるジェネラルなスーパーサイヤ人に頼るのではなく、特定領域に特化したクリリンを大量に抱えるモデル
そのため、クリリン予備軍はどこで戦うかを絞り込まなければ、ヤムチャどまりになりかねません
なんども死にかけてスーパーサイヤ人になれる人しか残れたなかった時代に比べたら、ずいぶん生温い業界になってきましたが、その方が持続可能だし、長続きしますよね
あとプロマネのスキルはどんどん高まっているのも事実なんでしょうね。なんとも収まりのいい、真面目でお澄ましさんな対談ですね
牧田さんのいう、将来のコンサルであるアクセンチュアとIBMというのはSIerのシステム構築が経営にまでレイヤを上げてきただけなので、それは1つの姿にしか過ぎないかと感じます