【歴史講座】同族大企業のパフォーマンスが高い理由
NewsPicks編集部
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注目のコメント
異質なものと出会うことでアイデアは生まれます。経済史という研究分野自体、歴史学と経済学とが出会う知のプラットホームとも言えます。歴史を通じて、少しでも経済学の魅力を再発見して頂ければ幸甚です。
連載おつきあい頂き、ありがとうございました。今回のセッションも面白かった、横山先生ありがとうございます!
『同族であったり、同じ学閥の仲であったりすれば、気持ちを一つにしやすいわけです。ただ、万一同族内で裏切りや対立が起きると、往々にしてスキャンダラスになりますが……。』
この部分は、創業者とそれ以降の難しさの説明でもあると思う。創業者は権利が一人に集まっているしトップダウンで意思決定ができる。一方で世代を重ねていくと、相続で権利が分散しがち。だからこそ、今回の連載で「家訓」の話もあったが、うまくいくファミリービジネスは「誰が最後決める」といったルールもまた整備されていることが多いと思う。
ブランドについては、人はブランドを欲するものだと思う。求心力が働く一方で、逆にそれゆえに維持するためのコスト(グループ内の経営難の企業を支えたり…)もかかっている点は見逃せない。書かれていないですが、同族でありつつ11家族いたことは重要だったのだろうなと想像してます。
相互監視や競争意識だったり、全体を仕切る有能な人が11家族いれば確率論的に産まれる(結婚相手の選別含め)ところだったり。
歴史に学ぶことは多いですね。