【実例】元トヨタ、三井住銀が実践。仕事と学びを一体化する働き方
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注目のコメント
田部井氏を取り上げていただきました。
兼業・副業は地方から始まる、と思っています。
地方企業には、田部井氏のような「週3右腕」だけではなく、「週2商品開発部長」や「週3ブランドマネージャー」「週1CIO」などのニーズが山ほどあります。パートタイムのお見合い期間を経てフルタイムの転職にいたるケースも出てきました。
中小企業だからこそ、全体が見え自分の決定で会社がすぐ動くので、首都圏ビジネスパーソンにとって経営技量を上げる機会として最適だと思います。
記事では触れられていないのですが、田部井氏には、実はもう一つ「後継者の育成」というミッションがあります。20代のオーナーのご子息に対して、助言を行いながら決断する機会を提供する役を田部井氏が担っています。記事で取り上げられている新商品なども、ご子息の決断で商品化に至るプロセスを田部井氏が設計し、経営経験を積んでもらっています。全国の中小企業で課題となっている事業承継をサーポートする一つの形態だと思います。
事業承継には、所有(株式)の承継と経営(事業運営)の承継の2つの側面があります。政府では所有の承継についての施策(税制)を展開していますが、経営の承継にも大きな課題があります。田部井氏のケースのような後継者の育成ニーズに加えて、親族に継承するまでのワンポイントリリーフのニーズや後継者自体を求めるニーズなども数多く、ここにも首都圏ビジネスパーソンの出番があると思います。仕事と学びが一体化出来たらーー。私はいつも、そう思ってきましたが、取材するとそんな理想を実現した人やそれを支える仕組みが整ってきたことを実感しました。
転職するという大それた決断をするのはハードルが高いですが、週3日この会社で働く、残りは別の仕事をする…といった働き方は、大人の学びの本質である「体験総量を増やす」ことに直結します。
本稿ではそんな魅力的な働き方を実現した人に迫りました。大学時代からアジア研究を専攻して、その後もずっとアジアに関わっているし、好きでリサーチをやっているので、日常生活が仕事のネタになるので一体化。日常生活で得た情報を仕事にアウトプットすることも、「労役」という気分はしない。
各国への出張も仕事は仕事だけど、初めて行く国は楽しみだし、何度も行っている国は、また行きたい場所や、また会いたい人、新しく行きたい場所、新しく会いたい人がいるので楽しみ。