【完全図解】今、なぜ「大人の学び」か。政府、企業の本音と建前
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注目のコメント
事業再生にかかわっていた時に、同僚とこんな議論をしていました。
・経営会議や取締役会にでてみれば、その会社の業績の良し悪しがすぐわかる。
・好業績の会社の役員は、事実ベースの論理的な、それも経営理論をベースとした議論をしている。
・一方、業績の悪い会社の役員は、偉そうに話をしているものの「持論と経験談」しか語れない。
勉強しない人をよそ目に、尊敬する経営者の先達は、「世の中にはベターな方法がきっとある」と忙しい中必死に勉強しています。
やる人はやっている、そう思います。
「人生100年時代の 大人の学び」の予告編(https://newspicks.com/news/2647674?block=side-news-series)、そして1回目の世耕大臣のインタビュー(https://newspicks.com/news/2647677?block=side-news-series)をたくさんの方にお読み頂き、そして、多くのコメントを頂き、本当にありがとうございます。
2回目の今回は、なぜ「今」この段で、政府はリカレント教育という言葉を使いだし、一方企業はしきりと「自律的キャリア研修」の支援の研修などを始めだしたのか? その本音について、インフォグラフィックというわかりやすい図解で解説しました。
それにしてもNewsPicksの読者の方は、勉強熱心です。速報値ですが、実に92%以上の人がリカレント教育の必要性を感じているのですから。
みなさんが、どのような「学び」をしていらっしゃるのかについても、是非、コメント欄にお寄せください! 今後の特集づくりの参考にさせて頂きます。
最後に、「大人の学び」と学生さんの学びの違いは、現場や実地での行動に移すか移さないかだと思います。座学や読書や勉強会参加で満足してしまうのではなく、大人は行動あるのみですね!毎回、この手の特集は同じコメント(終身雇用の打破、結果としての働き方の裁量拡大)に落ち着きやすいので角度を変えて申し上げると、途中、「日本の総合職は自分のキャリアを自由に創りづらい」とありますが、これは研究の世界では意図的にそのように作られている、つまり専門性を蓄積させずに会社を辞めにくくするというエントラップメント(囲い込み)効果が企図されていると言われることがあります。
海外では辞めた人をアラムナイ(卒業生)とまで呼ぶ企業があることを踏まえると、日本で主流の雇用制度は海外と比べるとやはりかなりクローズと言わざるを得ない側面があろうと思いますし、だからこそ政府・与党が変えていこうという流れがあるのは良いことかと思います