【マレーシア】来年にも高所得国入り可能か、政府研が予測［経済］
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かつて、韓国がOECDに加盟したときに近いイメージかもしれません。マレーシアに対してはネガティブな見方がかなり多い、特に日本語の情報や、在シンガポール邦人の間でそう言われる傾向を強く感じます。
確かに、ネガティブな要素や、政治的な信頼性の課題がでているものの、原油価格の下落があったにも関わらず、5-6%成長を続け、IHHヘルスケア（病院経営企業では時価総額世界3-4位）やエアアジアのようにグローバル化するマレーシア企業が増えていること、そのあたりを中立的に分析する必要があると思います。
ちなみに、クアラルンプールには、日本の大手マスメディアは時事通信と、共同通信傘下のNNAしかありません。あとは、マレーシアナビなどが地元に特化した経済やビジネス情報を配信しています。日本人マレーシア研究者は総じてレベルが高いですが、ビジネスや経済研究は、アジア経済研究所と一部の大学をのぞき、少ないのが現実です。
そうなると、良質な情報源はかぎられ、それを選別し、構造的な基本知識から解釈する必要があります。もちろん、英語やマレーシア語を使えば、情報の範囲は飛躍的に広がります。クアラルンプールに来て3年になりますが、空港や鉄道網の整備など目覚ましく進んでいます。日本人とも相性が良いので、一度、実際に住んでみることをお勧めします。お待ちしてます！
