「大人の語彙力」はなぜ急速に失われたのか 「ぶっちゃけ」を丁寧に言えますか?
東洋経済オンライン
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この手の記事は、前提となる問題意識が、すっと入ってこないとそこで詰まっちゃいます。タイトルの「失われた」冒頭の「今、大人の言葉遣いが問題になっています」で、「何をもって言ってるの?ファクトは?」と思ってしまう自分はひねくれものなんでしょうかね?
結局、筆者の主観なんだからそちらに徹してくれればまだよいのですが、、「ぶっちゃけ」というのはそのくだけた語感含めて「ぶっちゃけてる」わけだから、「ありていに言うと」じゃ、意味が変わってしまうような気がします。
言葉の「意味」が先にあって、それらに「丁寧度」みたいな概念があるのではなく、丁寧度も含めて「意味」なんじゃないかな。「率直/正直に申し上げると」、といったところかと思ったら、そうだった。あとは「直截」とか?
語彙は重要。自分も得意でないところはあるが、大体の意味は一緒だが微妙なニュアンスの違いがある。一方でニュアンスの違いで、それが共有されていなければ伝わらない。それゆえに、日本語を母国語としないが流ちょうな方と話しているときに、一番違和感を感じるのが微妙な語彙の選択。
ただ、ニュアンスは語彙だけではなく文脈による。おなじ「ヤバい」でもその周りで文脈が共有されていて、微妙な違いが伝わっているというのも事実だし、そうやって言語やコミュニケーションは進化してきたのだと思う。
教育としては「言い換える力」はとても重要だと思っている。自分が子供の頃に、学校の先生に「これの意味はなに?言い換えると?」とよく言われた。ちょうどさっき、自分の子供と学校から配られたプリントを一緒に読みながら、同じようにやった。
ただ、あまり厳格にならずに、現実も見ながらやりたいところでもある。