ＡＴ＆Ｔを米司法省が提訴－タイム・ワーナー買収阻止で (1)

コメント

注目のコメント

• 山田 広毅

  東京国際法律事務所 代表パートナー　弁護士

  ・2017年11月21日

  今回の合併は垂直的合併。DOJが垂直的合併の阻止を求めて提訴するのは極めて珍しい。競合同士が合併するのが水平的合併。上流・下流の企業が合併するのが垂直的合併。一般的に水平的合併の方が競争への悪影響は大きい。
  
  適切な問題解消措置について合意ができれば、提訴の取り下げもあり得ると思うが問題はその中身。過去の類似事例では構造的措置（事業の一部の売却等）までは求められず、行動的措置（競合他社とも取引をすることを約束する等）のみで合併が認められた例が多いが、本件ではどうなるか。
  
  なお、報じられているトランプによるCNNの売却要求は、この構造的措置を念頭においたもの。
  
  いずれにせよ垂直的合併に関する先例となる可能性があるので、今後の経過を注視したい。
• 安井 明彦

  みずほ総合研究所 欧米調査部長

  ・2017年11月21日

  いよいよ、トランプ政権下で反トラスト法が動き出しました。トランプは選挙戦の時から問題視していましたが、共和党政権下では反トラスト法は動かないという見方も根強くありました。今回が特例なのか、それとも大企業批判的な動きが強まるのか。タイプは違いますが、巨大IT企業の話題もありますし、展開が注目されますね。
  
  ＊別ピックを微修正のうえ再掲させていただきます（https://newspicks.com/news/2640415）
• Junta Hasegawa

  FinTech企業 Customer Success

  ・2017年11月21日