とも稼ぎ世帯の家事分担のリアルを描いた広告動画は、なぜ350万回も再生されたのか #家族のかたち
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注目のコメント
後半でコメントしています。ジェンダー関連のCM動画は、2つポイントがあると思っています。
①現実を的確に描いているか、②①を踏まえ、どんな規範を提示するか。
統計的に見ると日本は女性のケア責任が大きい。ゆえに①では「問題」が描かれることが多いです。大事なのは②で「大変なお母さん、これからもひとりでがんばって」というメッセージは、もう共感されない時代に入っている。
先日、ある大組織で研修をしたところ、男性管理職が「僕も定時で帰りたいです」と明言していました。男性が家庭参加しにくい現状を踏まえて、彼らがどうしたいのか気づくことが大事だと私は思ってます。
(というと、働き方改革でプレッシャーを感じるけど、思い切り仕事したいんだ!という声を聞くことがありますが、みんながそうじゃないよね。あなたが長時間働きたいことと、男性皆が長時間働きたいかどうかをごっちゃにしないでね、と思う)よく「手伝うよ」と言ってしまい「手伝うじゃないだろ、家事はアンタの仕事でもあるんだよ」と怒られつづけるという厳しい教育を受けてきたので、最近では食器洗い、洗濯物の片づけ、ふろ掃除を率先してやらせて頂いております。教育って大事だなと思います。
この動画は元私のチームにいたコピーライター女子が作りました。彼女のエピソードだけでなく、子育て関わっている男性監督やスタッフが知恵をシェアし「ああ、これあるある」がそこかしこにあるから受け入れられているのでしょう。働き方、そして男性のスタンスも明らかに違ってきています。マネジメント層もそこを看過してはいけないと思います。個人的には枕ネタがツボでした。