【高岡浩三】日本企業が知らない、ネスレのイノベーションの掟
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「味」だけでは勝負できない時代に、どうしたらいいのか。
ネスレが見つけた答えは、普遍的であったり、長期的な課題です。
言われてみれば、なるほど。そんな話ばかりです。
そういう答えほど、日常に潜んでいるのですね。
ちょっと話が逸れますが、だからこそ長時間労働をやめて、
時間にも心にも余裕を持って、周りを見渡し、人と接していくことは大事だなと、改めて感じました。そうでないと、課題は見つけられないですよね。高岡社長の言葉には、ネスレが日本で成功している理由だけでなく、日本企業の「商品開発部」がイノベーションを起こせない理由も隠されていると思います。
インタビューの中で、どうやって消費者の課題を見つけているか聞くと、「うーん、それは考えるしかない。徹底的に時間をかけてでも、自分が消費者になって考え抜くしかないんです」といわれ、シンプルだけどそれが一番難しいんだよなぁ…と思ってしまいました(笑)。高岡さんがお話しされている内容のポイントを要約すると「顧客課題の解決に集中すること」
もう少し分解すると、下記3つの質問に答えること。
・自分たちの顧客は誰か?
・顧客の課題を解決するためにできることは何か?
・課題解決の先にどのような文化=ライフスタイルをつくれるか?
リノベーション(改善)の連続→市場規模が縮小している業界にこそイノベーションのチャンスはあると信じて、今日も張り切って企画していこう!