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日本カーオブザイヤーの有力候補でもありますが、この大きさを選考委員はどのように判断するのか。ちなみに日産とスバルは授賞を辞退しています。
日本カーオブザイヤーといえば、ホンダのN-BOXも有力ですが、過去に授賞されたことがない軽自動車にどのような評価がされるのか、興味深いところではあります。2度目の外国メーカー車授賞があるか。
誰にとっても、嫌なところがない、広々とした使い勝手。
居心地の良い内装に、十分な動力性能と静粛性。
でもカムリは日本には、ちょっと大きい。
いや、正直言って、クラウンでも日本では、ちょっと大きい。
日本の道では1700mm幅が使いやすい。
でも高級を主張するには、デカイ方がわかりやすいい。
クラウンは、日本の道では、ちょっとやせ我慢の1800mm。
それ以上は、使い勝手以外のために、どこまで許容するかの世界に入っちゃう。
因みに外国車はことごとく1800mm超。
そこに求められるのは、使い勝手以外の「何か」ですね。
そんな中で、カムリはさらにデカイ1840mm。
質実剛健さに、デザインと走りのレベルアップまで果たして、もう、これでいいじゃん、という賢いパッケージ。
見栄から解脱した存在なのに、日本ではやせ我慢が必要な1840mm。
というわけで、やっぱり大陸の車なんだと思います。
でも、日本でも狭い道をあまり通らなくて、体格の良い人には良い車です。
また実車がカッコよくなったので、希少性がリーズナブルに手に入る稀有な存在として、差別化したい人にも良さそう。
因みに「開発主査の勝又正人さん」は、私の前々職の上司です。勝又さん、おめでとうございます!!
シリコンバレーで、ベンチャーを上場させて億万長者になった男がいたそうです(どの会社化は忘れました)。
彼がスタンフォード大学のキャンパス内で、自家用車である中古のホンダの車のエンジンがかからなくて困っているとボヤきました。
それを聞いた友人が、
「君も億万長者になったんだから、トヨタのカムリくらい買えば?」
と言ったそうです。
メルセデスでもBMでもないところが、クールです(*^^*)
新型カムリはまだ乗っていないけど、最近のトヨタのセダンはヒップポイントがやたらと低い印象。SUVとの差別化なのかもしれないが、セダンにスポーティーさを求めすぎるのはどうなんだろう。マイバッハがロールスロイスに勝てなかったようにならないだろうか。まあレクサスであってもカテゴリー的には最高級ではないので関係ないか。
といいつつ新型ESが出たら乗り換えようかと思っている私。
齋藤陽さんが車幅についてコメントされているので、補足します。
カタログ上ではミラーを含まない車幅寸法が記載されてますが、ミラー間の寸法は記載されていないことが多いかと思います。
VWゴルフを中心にいくつかのクルマについて、車幅とミラー間寸法(M to M)について比較されているページがありましたので、転載します。
ここで記載されてるヴォクシーはワイドタイヤ仕様(トレッド変更に伴い、タイヤ周りのフレアを増やしただけ)車幅かと思われ、通常モデルは1695mmですが、M to Mは恐らく変わりません。
車幅の大小はあまり意味がない事がわかるかと思います。
車幅 M to M
1714mm 2030mm フリード
1800mm 2033mm ゴルフ7
1775mm 2045mm プリウス
1730mm 2050mm ヴォクシー
1850mm 2070mm アコードHV
1840mm 2113mm アテンザ
http://minkara.carview.co.jp/userid/552864/blog/35069610/
<完>
カッコいいですかね?
最近流行りのアク強め抑揚多め顔大きめ。プレスラインをくっきり引いて、生産能力をアピールするのも流行りですかね(最近のドイツ車)。
ちょっと私のセンスではないかも。
歴代カムリでは先先代、8代目カムリのデザインは秀逸だと思ってます。
クリーンでシンプルですが、明らかに新しいクルマ感がありました。
当時アメリカ出張時、街中でたくさん走ってましたが、嫌味もなく。
当方のレンタカーもカムリ。笑
乗り味にクセもなく、いいクルマでした。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2009_Toyota_Camry_G.jpg
ちなみに、全幅1840mmは、駐車場のレギュレーションでNGでなければ、そこまで問題ではないと思います。
実際のサイズより、車体外寸の位置が無意識にわかるような車であれば、乗りやすいかと。
カムリがどうかわかりませんが、日本車は一般的にこの車両外寸の感覚が掴みにくいクルマが多いかもしれませんね。全幅1700mmを超える車の場合、カタログ上の数センチ差より、乗って見た方がいいかもしれません。
良いクルマは運転席に乗り込み、ドアを閉めた瞬間に違いを感じる。そしてスーッと走り始め、ゆっくりステアリングを切り、サスペンションの動きとボディ剛性を確かめるうちに、「本当にいいクルマだ」と実感する。過去に、交差点から次の交差点までの間に購入を決めたこともある。乗り続けて楽しいか、安楽で安全でありながらライブな感覚に満ちているか、自分の四肢の延長線上にクルマの四隅があるか―そんな実感で満たしてくれるクルマは間違いなく良いクルマだ。果たして新型カムリはどうだろうか。
カムリは日本ではあまり売れません。これはホンダのアコードも同様ですが、アメリカではドル箱モデルになっています。アメリカサイズに合わせているため、日本ではカムリもアコードもややデカイ車になってしまいました。売れない理由は斎藤陽さんのコメントの通りですね。
アメリカで小さすぎる車は売れません、斎藤陽さんが書かれているように市場環境が違いすぎますね。同じ車と言えども、その国の生活スタイルにあった車をどう作っていくのか、ローカライズは非常に重要な概念であり、カムリはそういう意味でアメリカ市場を意識した車なんではないかと推察します。