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With a 150-year-plus history, Nestle is the largest food and beverage manufacturer in the world by sales, generating more than CHF 90 billion in annual revenue.
時価総額
42.3 兆円
業績
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働く世帯を想像すれば当たり前のことですが、二人世帯でも殆ど共働きの状況では家庭に居る時間が圧倒的に少ないので、そもそも消費出来ないのです。
コーヒーをはじめどの飲料カテゴリーも家庭内消費は減少します。だから家庭外消費にビジネスチャンスもシフトしていく。
ネスカフェアンバサダーもブルーボトルコーヒーも、そのような新しい現実によりもたらされる新しい顧客の消費の変化に対応しています。
なぜ組む必要があるのか、という記事は、
今まで、その多くがブルーボトル側に取材したものでした。
ネスレから見て、なぜブルーボトルなのか、
そこを高岡社長に聞きました。
この特集では、この2社を中心に
今のコーヒー市場で起きている変化を取材しています。
私は正直コーヒーの味はあんまりわかってないので「コーヒーそのものの味ではなく、別の価値を提供していかなければいけません。」という言葉はまさに、と感じました。
空間が良かったり、丁寧に淹れてもらってる雰囲気、その「体験」さえ売ってもらえれば、いくら高くても行ってしまうクセがあります。。
いつも飲み物は水って男はストイックなんだろうって思うし、おデブさんが特保の烏龍茶のペットボトル飲んでると、それ飲む前にそんなに食べるなよっ!って突っ込みたくなる。服のブランドと一緒、人前で飲む飲み物はその人を表す。意外に女達は見てるもんだ。お気をつけあれ。
私の趣味嗜好をひけらかしたかったのではなくて 笑、例として記載しましたが、消費者の趣味嗜好は旧来のペルソナが難しく多様化しているということです。選択肢一択ではなくいいとこ取りする、使い分ける。だからこういう、ある意味ニッチトップみたいなサービスが、これからどんどん出てきます。
その結果、ネスレはこの20年で時価総額を4倍に拡大(6兆円→25兆円)し、今や世界最大の食品企業にまで上り詰めています。
今回の買収も、短期的な利益ではなく、長期での投資とリターンを考えているのでしょう。10年後、20年後にブルーボトルがどうなっているか楽しみです。
スタバが数年前にロゴからコーヒーの文字を消したのは、脱コーヒーの意志の表れだと思っています。近年の紅茶事業、海外でのフード強化、日本で始まったポイントプログラムなどから、脱コーヒーの姿勢を一貫して感じます。サードプレイスとしての価値、そしてスターバックスという世界観そのものを売っているということなのだと思います。
一方でブルーボトルが目指しているのは全然違うところなので、スタバの規模にはなれないでしょうし、なろうともしていないのも頷けます。
セブンイレブンは、そこに気づいた