「17歳、生まれて初めて自分の名前が書けた」 夜間中学卒を誇りに生きる男の記憶
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教育に携わる一人として、改めて学ぶ事の意味を考えさせられました。まだ、学びたくても学べない人達がいる事実。何か自分に出来ないのだろうか。
「俺たちにとって学ぶということは、ただ文字が書けるようになるってことじゃない。人間としての誇りと権利、そして差別と戦う武器となる『文字と言葉』を奪い返すことなんだ」補足しておきます。
「今は形式的には義務教育を修了したものの、不登校などの事情で満足に学べなかった人たちが学ぶ。中には日本に暮らす外国人もいる」
夜間中学は、基本的には髙野さんのような中学を卒業していない人が通うための中学です。
だから、不登校等だったのに
教育的配慮で義務教育を終えた者が
学び直したいと思っても
夜間中学に通うことはできませんでした。
多くの人の運動があり、
平成27年度から既卒でも不登校などの事情があって、
教育委員会や卒業中学が認めれば
通えることになりました。
ようやくです。
そして、特に東京では
髙野さんたちの時代とは異なり
外国人が多くを占めるインター状態です。
数学の教員も、理科の教員も
とりあえず日本語を教えています。こういう話はたくさんあったのだろう。そして、これからも、きっとある。すれ違う人には、それぞれに壮絶な物語がある。ただ、この人のそれは少しレベルが違うように思う。後編も楽しみ。