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トランプ大統領のアジア歴訪は、トランプ政権にとっては、成功だったと言えるのでしょう。
日本を離れる際にトランプ大統領は、中国で、貿易、北朝鮮、その他の問題を話すと述べています。貿易を最初にもってきたその発言を聞けば、やはり第一の関心は経済にあるのだと理解できます。
貿易不均等等の経済問題と北朝鮮の核兵器開発等の安全保障問題を、バーゲニング・チップ(取引材料)として、駆け引きに使うのはトランプ流です。
ところで、トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」を繰り返し、あたかも米国のことだけを考えた政策を追求しようとしているように見えますが、実際には、孤立主義に走っている訳ではありません。
まず、北朝鮮の核兵器問題は、米国の安全保障のみを考えれば(純粋な現実主義とも言えますが)、米国内で議論されている「北朝鮮核兵器保有容認論」に基づいた政策がとられるはずです。
北朝鮮が核兵器を保有したからと言って、それを米国まで運搬する手段、大陸間弾道ミサイルがなければ、米国の安全を脅かすものにはならないからです。
しかし、トランプ大統領は、北朝鮮の核兵器開発を「核拡散の問題」と主張して関与を続けています。国際社会の問題だとしているのです。
貿易にしても、トランプ大統領は自由貿易を放棄した訳ではありません。「二国間で」とはしていますが、自由貿易を追求すると言っているのです。
「自由貿易」と言っても、完全に自由な訳ではありません。完全に自由であれば、常に強い者が勝つに決まっています。ルールに則った「自由」でなければならないのです。
トランプ大統領は、最も強い米国は、多国間の枠組みでは、それぞれの国に対する譲歩を全ての国にしなければならなくなると考えるのです。それが「手足を縛られる」という表現になっているのでしょう。
しかし、それは、「米国はルールを守る」と言っていることでもあるのです。ルールは守られなければならないからこそ、多国間の枠組みを嫌ったのです。
一方の中国は、「国際関係は不公平に満ちている」と公言し、「公平とウィンウィンを核心とする新型国際関係を構築する」と宣言しています。中国は、新しいルールをデザインするとしています。
中国が米国に代わって自由貿易の旗手となるかのように考えられがちですが、中国が言う「自由」のルールは日本や米国、西欧が作ってきたルールとは異なるかも知れないのです。
そう、大成功。日本は日米関係を基軸にする以外にいまは選択肢がないのだから。それに、日本の対韓、対中政策上、日本が得たものがある。アメリカはセールスで大成功した。
想定内のコメントですが、「日本には君にとって、いろいろな可能性が広がっている」はトランプ的かも