【保存版】リーダーのもっとも大切な仕事とは何か?(全11回)
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リーダーのあり方について考える場合、マネージャーとの違いを考えるとわかりやすいと思います。
現実には厳密に分類することはできませんが、真のリーダーとは、不確実性に挑戦し、結果ち対する最終責任を持ち、成功すれば果実を手に入れ、失敗すれば苦痛を受け入れる、そんな「代わりの効かない」主体を意味しています。
それに対し、マネージャーとは、リスクはあるがコントロール可能なタスクのマネージメントを任されている機能を指し、その成功失敗に対して責任を持っていると言うこともできますが、似て非なる責任です。
1人のリーダーがマネージメント業務を兼任することもありますし、ある程度安定した事業であればリーダーが不在でもマネージャー機能だけで組織を率いることもできると思います。
両者に共通して、内外からの信頼は当然重要ですが、それは必ずしも必要条件でも十分条件でもないと思います。
多くの人にとって、この似て非なる概念を混同しているため、かっこだけの似非リーダー(しかもマネージメントすらしない人も)が多くいます。
残念ながら、安定した大組織においては、社内政治にたけた無責任な「部下の成果は上司のもの、上司の責任は部下のもの」的な人物が上に上がる傾向が強いです。
また、自由経済の中では一部の搾取に長けた人がボロ儲けしてしまい、リーダー的に扱われるなんてこともありますね。【必読!石川善樹さんらと語るリーダー論】
2017年10月30日〜11月14日まで配信しました「リーダーのもっとも大切な仕事とは何か?」の全シリーズをまとめました。経営者・コンサルタント・研究者…様々な立場・視点からリーダーシップについて議論しました。勉強になる事例が多く登場します。是非ご覧いただければ。
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【登壇者情報】
2017年9月5〜7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2017
Session 5A
リーダーのもっとも大切な仕事とは何か?
Supported by Motivation Cloud(Link and Motivation Inc.)
(スピーカー)
石川 善樹
株式会社Campus for H
共同創業者
奥野 慎太郎
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン
マネージング ディレクター (日本代表)
永田 暁彦
株式会社ユーグレナ
取締役 財務・経営戦略担当
山口 文洋
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
代表取締役社長
(モデレーター)
琴坂 将広
慶應義塾大学
准教授
▲「メンバーが働きやすい環境を作ることで結果を出すこと」だと考えいます。
チームメンバーが進む道を示す、何かあった時の責任をとる、コミュニケーションに関する様々な障害を取り除く、メンバーからの信頼を得るなど、チーム作りに欠かせないアクションを徹底することで結果を出し続けられるチームを作りたいと思います。