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スポーツ報知
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  • 菊名記念病院 心臓血管外科 専門医

    お亡くなりになられた原因は、急性大動脈解離だったようです。先日も夜スタート朝終了でオペしていました。大動脈解離(特にA型)は、発症から出来るだけ早く手術して、合併症である心タンポナーデを起こさせない(もしくは起きている心タンポナーデを解除する)ことが重要です。

    ところで、この大動脈解離は高血圧や動脈硬化が原因で起こると言われていますが、このたび亡くなられた鶴ひろみさんのような若い方に起こるケースで、高血圧でもなく(むしろ低血圧気味だったりもする)、動脈硬化も全然進んでいない症例が少なからず見られます。

    遺伝性疾患で血管の壁が脆くこの大動脈解離が家族性に頻発するタイプがありますが、そのように遺伝子異常を指摘されていなくても似たように血管壁が弱くて大動脈解離を来たすような症例は意外と多くて、いわゆるコラーゲンのような結合組織と呼ばれる線維性組織に異常があり大動脈解離全体の10%弱を占めていると言われています。

    このあたりの病因の解明はあまり進んでおらず、それゆえに、「高血圧や動脈硬化でない(生活習慣病ではない)方」の大動脈解離の「予防」や「早期診断(発症リスク予測)」は、未だまったくと言っていいほど確立していません。研究者も少ないのが現実で、私たち心臓外科医も発症したら救急車→緊急手術に目がいっていて「予防」は極めて手薄です。

    働き盛りを急死に追いやる生活習慣病とは関係の薄いタイプの大動脈解離への予防的介入は、医学的にも社会的にも価値があるものだと思っており個人的にも強く関心を持っています。
    最後になりましたが、鶴ひろみさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。


  • 医師

    ここまで医療が発展してもどうしても急死する病気がいくつかあります。

    大動脈解離
    くも膜下出血
    肺血栓塞栓症
    大動脈瘤破裂
    あと外傷

    一般的に”予防は生活習慣病対策すれば大丈夫”、”生活習慣病は自己責任だ”と言われますが、奈良原先生が指摘されているように、先天性のものや生活習慣病でないタイプがあること、そして発症した人のうち生活習慣病のリスクがあった人は半分以下という統計も出ており、まだまだリスク因子があることを示しています。ビッグデータでその因子がわかればいいのに、と期待してしまいます。

    さよならの時間があるがんと比べても酷な亡くなり方ですので、予防、健診、救急医療体制とここだけは社会保障費うんぬんではなく、きちん整備してほしいと思っています。

    心からご冥福をお祈り申し上げます。



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