アパレル各社のEC戦略とEC化率(1/3)-アダストリア・ベイクルーズ・TSI・UA
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注目のコメント
アパレル企業各社の事業とECの取り組みのまとめとしては非常にわかりやすいです。
ECの観点は別として、売上3,000億前後の壁を超えられたのはユニクロのみ。アパレル企業の社内ではブランドポートフォリオやディベロッパー対策を考えていても赤字と黒字のブランドが混ざり利益体質にならなかった一方、単一ブランドを貫き、そこで培った体制を使って第二ブランドも1,000億を突破。ユニクロのEC化率は低いと言いながら、売上高は国内トップ。
EC部門はブランド開発ができない分、こういった事業戦略に対して歯がゆい気持ちで見ている人は多いはずです。その意味合いでも、早く社内闘争のような余計な浪費をなくし、ECやデジタル領域の役員が真っ当な権限をもつようになって欲しいと願っています。EC戦略の成功の秘訣
1. 店舗とECが連動する「オムニチャネル」の実現を早期に掲げ、会員情報や在庫情報を連動させていること
2. EC部門を横断型にしたり、ブランド部門がECを考慮し在庫を配分する等、オムニチャネルを推進しやすい組織にすること
といっても多くはまだEC売上率は10%未満ほど。今後劇的に伸ばすためにはまた違う観点が必要になってくるのかもしれません。