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来る連邦議会選及び州議会選のダブル選挙を前に議会内の選挙協力図が変わったのでしょう。

GDPが210億ドルのネパールにおいて文中通り、25億ドルの契約を議会が破棄。これは第三党マオイスト所属のプラチャンダ前首相が中国の一帯一路OBOR参加直後に中国の企業"Gezhouba Group"と締結したもの。プラチャンダはその後辞任をし、親印の第一党コングレス所属のデウバが新首相に選出されました。

2006年の内戦終了以降、マオイストの勢力が強かったネパールですが、近年は親印のコングレスが第一党で有るものの、第二党のネパール共産党UMLがキャスティングボードを握っていまして、コングレスを外し、第三党のマオイストと連立を組んで与党となった時期が有り、またUMLを外し、親印のコングレスと親中のマオイストが連立を組んでいるのが現政権。この時点で無茶苦茶ですが。

一方、ダブル選を前にし、UMLとマオイストが結集を前提に改めて選挙協力を行い、「社会主義志向」が高まっているようです。UML所属のオリ首相時にインドによる経済封鎖を解除させ、マオイストとの親和性が高いのも事実。

選挙直前の政党再編,ネパール政界大混乱
https://nepalreview.wordpress.com/2017/10/09/a-1357/

このまま進むと次回ダブル選で第一党ながら野党への転落が確実視されるコングレスが、他の野党と選挙協力を行い改めて多数派となり、親中のプラチャンダが締結した本契約をコングレスを中心とする親印の勢力が破棄したように僕には映ります。

"Nepal scraps $2.5 billion hydropower plant deal with Chinese company"
http://reut.rs/2AF7Ohq

ロイターの報道によると、中国の三峡集団公司とインド企業2つの事業は承認されたようですが、いずれにせよダブル選を前に中印それぞれに踊らされているいう不穏な空気を感じています。

以前、ネパールの水力発電に関してレビューさせて頂いているのでご参考までに紹介させて下さいませ。

ネパール、「水の力」で切り開く未来
https://newspicks.com/news/2253654

政治理念や政策の対立軸が見えないせいか、内容が相当難しくなっています。