朝日新聞「いたって真面目な記者が盗撮」一体なぜ…?
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盗撮癖は法的にはもちろん”アウト”ですが、ある意味精神疾患として扱い行動変容を促す方向の方が社会全体の利益につながるのではないでしょうか。
朝日新聞の記者が見付かったらどうなるかが分かっていないはずがないですので、むしろその「わかっちゃいるけどやめられない」の部分にいかにアプローチをするかを考えることが重要な気がします。逮捕された記者を四人直接知ってます。うち、国政選挙開票同日に盗撮で捕まった先輩には、その日に馬券の購入お願いしてて、何度メールしても返事来ないので「お取り込み中失礼します」と打ったら人生最大のお取り込み中(警察署)でした。
みんな色んな欲求あるでしょうが、捕まるのは大抵くそ忙しく1ヶ月休めないとかいうときです。適度な休息と、もっと別な方法で発散する時間あれば防げるんじゃないかなと思います。盗撮癖、痴漢癖、露出癖…これらは依存症の一種であることもあり、女性はクレプトマニア(窃盗癖)が多いです(クレプトマニアに摂食障害者が少なくない)。
専門家ではないのですが、刑事事件をしていると、明らかに、刑罰を与えたところでなんの効果もない、と実感することがあります。
本当にやめたいと思っている、なんで自分がこんなことをしてしまうのかわからない、と言って、苦しんでいる加害者もいます。悪いやつだ、と責めるだけでは何も解決にはなりません。
裁判所と治療機関との連携(一定の治療をすれば刑が免除されるなどのシステム構築)が必要です。