LCCピーチが描く「脱エアライン」戦略の真意
東洋経済オンライン
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パッケージツアーは昔からよくありますが、より個人の追体験にフォーカスした切り口。インバウンド活況ですが、市場のメインは日本人の国内旅行。市場の小さい若い層にリーチするには面白そうです。
インスタグラマーなど”誰かの追体験”を提案することで前年同月売上の2.4倍に。単なる航空会社から、旅行体験までトータルで販売するビジネスモデルにして、ホテルなどから仲介手数料取る。来年からOTA(たぶんtripadvisorのこと?)に接続するとのことなので、海外含めて申し込み増えそう。
ピーチの井上社長がよくお話しされるエピソードとして、「韓国に日帰りで焼き肉を食べにいく女子旅の話」と「仙台の孫に月一で会いに行くおばあちゃんの話」があります。これらは共に事前に想定されたニーズではなく、LCCだからこそ新たな需要が開拓できたいい事例だし、LCCの使い方は乗客からのアイデアを募ったほうが面白いのだ、という解説がなされます。
今回のこの動きもそれに沿ったものだと考えればすぐに腹落ちする話です。LCCだからこそ、航空会社っぽくないことをやろう、という姿勢は非常に面白いと思います。これでインバウンドの客層に対するアピール要素があれば、さらによかったのですが、まずは日本人から様子を見てみようということでしょうか。