【日中首脳会談】両首脳、関係改善で一致 「前向きな発展を推進」 中国・習近平国家主席 安倍首相は対北で協力要請
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注目のコメント
政治はどうしても振り子のような動きになりがちですね。
経済、特にマクロの視点で見れば、関係改善と言った悠長なことは言っていられないのですが、政治に合わせて機会主義的に中国と関わり、結果確たる地盤を築けず越境ECや爆買いでお茶を濁す形に留まっている日本企業は少なくない。それが、2008年以降、リーマンショック後の中国進出ブームから尖閣諸島問題による後退、その後の爆買いブームと同時に進んだ現地法人の人員削減などを現場で見てきた所感です。
振り子のような、機会主義的な動きの一番まずいところは、現地の消費者やパートナー企業から信頼されないことです。いつ引くかわからない相手とはリスクを取れません。その意味で良品計画やファストリ、最近ではカルビーの姿勢には学ぶものが多いです。
この記事を読んで「ウチもそろそろもう一度中国に本腰を入れるか」と思った方は、改めて自社にとって中国とは単なる機会なのか、それとも不可欠な存在か問うてみるのが良いと思います。そして前者だった場合は、うまくいかないと思いますので、本腰は入れず静観するに留めた方が良いでしょう。中途半端な取り組みから生まれる悲劇はもう見たくはありませんので、、、。あまり産経新聞さんの記事らしくないですね。
ほんとうは首脳会談、日中が百の対立とか、その対立を強調して、安倍外交の全面的な対中牽制、その素晴らしい成果を謳歌していく、これこそ産経新聞の使命ではありませんか。
つねに日中対立を煽り、もう中国は明日から崩壊すると報道してきた産経さんは、なんでこんなに急に前向きに中日関係を報道するのか、不思議でたまらないです。
一帯一路なんか、とんでもないと繰り返して報道してきたのはどこの新聞ですか。
協力する?日本の国益を害しないのか、このような産経新聞らしい疑問を一つも出さず、転向したのかと思われます。
あまり中国牽制の面ばかり報道したにもかかわらず、こんな変化が出てきてびっくりしています。