「買い取り額、安すぎ！」 宅配買い取りトラブル増加
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注目のコメント
リユースプロピッカー狙っている安東です。(冗談)
リユースには相場というものがあります。これは新品でいくらで買ったのかは関係ありません。
①どれくらいの人が中古市場で求めているのか
②そもそもの流通量が多い商品は買い取り価格は低いです
③新品と中古での価値の幅はモノによって違います。例えば腕時計や家電は値崩れしにくいが、中古の化粧品や香水は値崩れします。
④買い取った企業にとっての出口戦略に依存します。(KPIとして在庫回転率を何パーセントにしているかによって、「寝かせて高値で売れるから高く買い取る」「1ヶ月以内で絶対売り切りたいけど、1ヶ月で売れるかわからないから安く買い叩くしかない」)
などなど、実は多くの要素が複雑に絡んで値段が決まります。
買い取り企業側は値崩れリスクや在庫リスク、在庫保管費用も加味しなければなりませんから、当然中古の売価では買い取れません。10円で買い取ったものを100円で売っていてフザけるなと怒る人がいますが、仕組み上仕方ない部分もあります。
とはいえ詐欺のような業者が多いのも事実です。なので身を守る方法を。
まずは面倒でも自分で相場を調べましょう。相場を調べるのに一番便利なのはオークファンです。 http://aucfan.com/
ここで検索すればヤフオク相場、メルカリ相場などわかります。難しいのが、ロレックスは10万円のものを9万円で買い取ってもホボ確実に1万円の利益になりますが、マイナー腕時計はそうはいかないので2万円位で買い取るということはあります。なので、参考程度です。で、相場を知ったら自分で売ることを考えてみてください。メルカリもヤフオクも自分で売れます。自分で売るコストと比較することが大事です。
やっぱり相みつを取って下さい。事前に買い取り業者に持ち込むことで、なんとなくでも相場観をしれます。宅配買取の場合は返送料無料かどうかを確認。
最後に宣伝ですが私の前職はこちらで、実際に販売して売れた額に応じた手数料控除という仕組みでした。そのため上に述べた在庫リスクなどと無縁なため、売りたい人には手厚いサービスだったと自負しています。(安価なものは扱いづらいデメリットもありますが)
https://auctions.yahoo.co.jp/special/html/exhibit_agency/index.html安東プロのコメントが大変勉強になりました。
買取業者からしてみれば当然の戦略です。
一方、消費者視点で考えるとやっぱりいくら貰えるのか分からないのに段ボールにせっせと詰めるのが苦痛なんですよね。
その上、値段に納得いかないからもう一回送り返してもらうなんて日には、この振り出しに戻った感が面倒で面倒で一体今までの努力は何だったんだと。
こういうの、メンタルヘルスの世界では「努力報酬不均衡モデル」と名付けられており、ストレスの源泉となります。
そういった意味で「CASH」は衝撃的なサービスでした。
いくら貰えるか分かっているのですから、段ボール作業も全く苦痛ではありません。
まだ使ったことないけど（笑）「情報の非対称性」につけ込む業者が出てきて、リユース市場が縮こまってしまうのとしたら、残念なことです。経済学か言うところの「レモン市場問題」ですね。
ただし、現在のような情報化社会では、消費者庁などが乗り出さなくても、ユーザー評価の低いサービスは自然淘汰されていきます。
チワワにはむしろ、こういうニュースを流すことでリユースとかC2Cの市場拡大を妨害しようとする勢力がいるのではないかと勘ぐってしまいます。
