ゆとり世代の転職が絶えない「本当の理由」
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6月に独立をしてキャリア支援サービスを立ち上げました。
20代を中心に40人ほどと面談を行なう中で感じたことは
「キャリアについての適切な相談相手がいない」という課題をかかえていることです。
客観的に判断できる人は別ですが、現状にモヤモヤしているが、軸が定まっていないまま転職エージェントに相談した結果、提示された案件に飛びついてしまい転職しがちです。
そうすると、しっかり考えた上での転職ではないので、再び現状にもやもやするというループが起こっています。
キャリアについての適切な相談相手が当たり前にいる世の中が実現できたらなと日々考えています。
注目のコメント
根性は関係ありませんね。根性論を出すなら、「おじさん達は終身雇用で安定した地位から退職する根性がなかった」とも言えます。意味のある議論になりません。
社会の変化だし、雇用の流動化の方向性に向かっているので歓迎してよい動きだと思う。ただ、そうすると終身雇用を前提にした設計に問題が出るのも事実。たとえばポテンシャルで採用して時間をかけて育ててもすぐ辞める割合が増えると、企業は即戦力採用を強化する。そうすると新卒の門が狭くなる。デメリットもあります。
結局絶対的に素晴らしい社会構造なんてなくて、時代に合わせて自然と変化していくものだと思っています。私達、ゆとり世代が子供の時。
大人社会で言われ出した代表的なフレーズに「リストラ」があります。
そして、大学生になってからリーマンショックが起こり、そこで行われたのが「内定取消し」。
言ってしまえば「会社というものは、従業員を守らない、守れない。」という姿を子供の頃からまざまざと見せつけられた世代です。
根本的に「会社」というものの見方がゆとり以前の世代と少し違うのかもしれません。年間転職者数300万人、おおよそ労働人口の5パーセントか。裏を返せば、平均退職率5パーセント。人によって感触は違うでしょうが、私はむしろたいして転職してないと感じる。5パーセントは、単純計算すれば20年でようやく人が入れ替わる数字。「転職が絶えない」とあまり思わない。それくらい流動化してないと、キャリアの試行錯誤ができないから、それくらい転職した方がよいのではと思う。