成長する人は、常に「自分ごと」として考えている
コメント
注目のコメント
私事で恐縮ですが、
国家公務員を選んだ社会人一年目。
仕事を始めてすぐ、一年上の先輩から云われたことを今でもはっきりと覚えている。
「君が総理だったら、どう判断する?」
お陰でその後、「もし自分がトップだったら」と考える癖がついた。本当に感謝している。サラリーマン時代に感じたことは、自分で決めたくても決められないことが多すぎる、ということ。配属部署や勤務地は会社に決められ、ちょっとした意思決定や改善策も若手に権限はなく、上司にお伺いをたてなければならない。
その状況では、「自分ごと」として頑張っても報われないことの方が多く、色んなことを「他人ごと」として無関心になることで、ある意味、心を健全に保てるような気がしました。
でも、10人以下の中小企業や、自分で起業すれば、話は変わります。世の中で起きている物事をすべて「自分ごと」としてとらえ、事業に活かし、すぐに動くことができる。つまり、「自分で決めれるから、自分ごとになる」ということだと思う。コンサルタントとして最も重要なマインドは「自分がクライアントだったら、クライアントの会社の社長ならどうするか」ということ。人ごとだと簡単に「リスクを取るべき」と言えてしまいますが、自分が同じ立場でそれを選べるか、が一番重要。結局は野党的なマインドではなく、常に与党的なマインドをもてるか、にかかっています