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病院経営4.2%の赤字 医療機関16年度調査

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  • 菊名記念病院 心臓血管外科 専門医

    病院の企業努力が足りないことは認めます。しかし、病院経営にそれよりはるかに影響力が大きいのが診療報酬改定です。医療サービスの値段を自分で決められず勝手に値下げされたりしますので。

    労働者としての現場スタッフの疲弊感は半端ありません。数年前と比較して悪化傾向はどの病院にもあてはまる肌感覚だと思います。というのも、近年、急性期病院で経営が順風満帆なところは聞いたことがありません。みんな必死に走っていますが、走った先に成功事例があるのかすら疑問です。

    増え続ける医療費を抑えたい→「医療機関・人材の集約化」を目指すことは理解できます。しかし、上手にやらないと「今よりずっと不便な社会」が訪れます。全体として医療レベルの底”下げ”になったり、癌が見つかったのに治療に入るまでに何ヶ月も待たされたり、医師や病院の評判やランキングが今後より明確化していくのに希望の病院には受診できなくなったり…。

    世界でも類を見ない超高齢化社会である日本は、今後予想されている問題を鑑みても、医療政策をきちんと考えられる人が舵取りをする必要性がかなり高いと私は思います。


  • 教育病院 リウマチ内科、総合内科医

    大病院は赤字ばかりです。無駄が多いのは把握していますし、マネージメントが欠如しているのはその通りです。ただ経営努力しろというのなら、まず赤字部門の救急外来は閉じることになります。教育はお金になりませんから、研修医教育の鍵となる、医療レベル上昇に役立っている総合内科もやめましょう。そして売り上げは医師の数に比例するので、人減らしは医師以外が対象になります。サービスの質は確実に落ちます。

    病院稼働率を上げるために不要な入院を増やして、無駄な検査を増やしますか?そんなプレッシャーはどこにいてもきます。

    われわれは医師ですから、患者のためが一番で売り上げは二の次です。不要な検査はしないし不要な薬は切ります。たまには高額な医療も行います。生保に対する大きな支出に心を痛めます。でもそれではやっていけなくなりつつあるのです。

    医療費削減と利益率上昇、無駄の削減、医療レベルの引き上げ、ビジネスではないのでこれらをうまくバランスをとるのは至難です。妙案はないので、少しずつ改善しながら、皆さんの知恵を借りながらもっといい医療にしていきましょう。


  • 外科医

    奈良原先生が書いておられるとおり、診療報酬を国が勝手に決めているのですから、経営云々の問題ではありません。ベテランが手術しても研修医が手術しても同じ値段設定なのは悪平等ですし、欧米に比べると大抵かなり低い値段設定になっています。

    せめて混合診療を解禁してくれれば、競争も生まれて効率化が進むと思われますが、それ以上に病院にかかることの出来ない人が発生して大混乱になることを恐れてか、実施は期待できそうもありません。

    結局のところ、国は大病院は赤字でいい、補助金でコントロールしやすくしておくのが得策と考えてるのでしょうね。ずっとこの制度なので慣れちゃってますが、よくよく考えると社会主義の国かと思う仕組みです。


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