順調に拡大するドッグウォーカー・アプリの意外な「落とし穴」
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ギグエコノミーの隆盛とともに、ウーバーを含めてそのマイナス面にも目が向けられるようになっていますが、今日はペットシッターをアプリ依頼できるアプリ「ワグ!」や「ローバー・ドットコム」にまつわる話。犬の散歩代行やお泊まりをアプリ経由で登録された相手に委託するいうのは、パピヨンと暮らしている私としては結構リスクのある話だなあと。
これ、ベビーシッターを依頼するときも同じで(子どもと犬を一緒にするなという声もあるかもしれませんが)、地元の知り合いに頼むにしても、シルバー人材センターで探すにしても、もちろん民間のシッター派遣会社に依頼するにしても「信頼できる相手かどうか」というのが当然カギで、この「信頼」をどうギグエコノミーで担保できるのか。ひとまず、さぼりがちな我が家のパピの散歩に行きます。サービスを受ける主体が評価できるかどうか、というところにシェアリングエコノミーの評価システムのポイントがあるように思いました。つまり、uberなら乗った人やドライバ本人が評価を書いて、信頼度の構築ができます。
でも、この犬の散歩代行は「犬」本人が評価する訳でなく、飼い主のところに「無事帰ってきたかどうか」で評価されてしまいます。本文でも「無事帰ってきたからいい、というものではない」ということを指摘していますが、そう思うのなら犬の管理の質について評価しなければならないと思いました。評価ポイントが間違っているので、問題があるように感じます。(私も犬と暮らしていますが、知らない人に預ける気持ちにはなりません)相互評価のシステムが機能していれば、基本問題ないです。ただ人や動物の命を預かるような場面ではある程度の不安はどんなにシステムが充実しても拭えないと思います。
ただIoTの普及で遠くから監視/レポートできるようになれば信用できなくてもある程度安心ですね。少数の事故ケースで社会に役立つアプリが失速しないことを願います。