「嫌いな部下」とも良好な関係を築くには、 「○○」さえ徹底すればよい。
コメント
注目のコメント
会社というものはゲマインシャフト(家族や村落など感情的な結びつきを基盤にした集団)ではなくゲゼルシャフト(目的達成のために作為的につくり上げた集団)とはまさにその通り。
>もともと感情的な結びつきをベースに集まった集団ではないのですから、そのような場所で「好き嫌い」を表に出すこと自体がふさわしくない。それよりも、目的達成に集中すべきなのです。
>あらゆる人間は、自ら価値があると感じる目的を達成することに喜びを感じるようにできています。多少、人間的にクセがあったとしても、この点は誰も変わりがないのです。
>部下に対する「好き嫌い」の感情にかかわらず、全員を無理をしてでも公平に扱うことです。上司の“エコひいき”ほど、部下のモチベーションを低下させるものはないからです。
>それよりも、部下それぞれの強みに合った仕事を与えて、できるだけ任せることです。そして、彼らが目標を達成するサポートに徹する。「自分は価値のある仕事をフルに任されている」という確信さえもってくれれば、どんなにクセのある部下であっても、例外なく、ものすごく頑張ってくれて、確実に結果も出してくれます。そんな部下に対しては、自然とこちらも「好感」をもつようになります。合目的的であることに徹することで、それなりの人間関係も生まれるのです。
>リーダーとは「すべての部下を活かす」のが使命であるはず。安易にネガティブなレッテルを貼って、その部下の力を削ぐようなことは厳に慎むべきです。
>無理して人格者であろうとする必要などありません。ひたすら合目的的であろうと努めることで、どんな部下ともそれなりの人間関係を築くことはできるのです。
このあたりは正論ですがなかなか皆にできるものではない。
逆に、嫌いだからこそ合目目的に見せかけてパワハラとは認定されないギリギリのラインで部下を追い詰めて辞めさせる戦法を使うケースもままあること。
また、自分にこのような能力が不足しているのであれば、それを補う副リーダーをつければ良いでしょうね。日本人は、仕事上でのパフォーマンスに上司や部下が好きか嫌いかのハートの部分が大きく影響する。一方、グローバル企業でリーダーを務める米国人は、タスクとしてやるべき事と人間関係的な好みを見事なくらいに切り離す。これは、価値観の違いだから優越は無いと思っているが、多様性の時代に違いを理解して行動することは重要だ。
「順調にトラブっている。」面白い言葉。
最初は、説教臭い記事かと思いきや、結構面白いです。
どれだけ繊細に先手を打っても、プチトラブルはなんだかんだ起こります。そういう前提で仕事をチームでまわし解決改善。現場が自発的にアンテナをはって解決している様を微笑んでみている姿が浮かぶ記事でした。