ブラックマンデーは再来する?ノーベル経済学者の予言
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実は金融業界で末尾に7のつく年は負のジンクスがある。
87年 ブラックマンデー NY証券取引所の株価が大暴落
97年 アジア通貨危機 アジア各国の通貨が急落
07年 サブプライムローン 米サブプライムローンが不良債権化
金融の世界では「7」は忌むべき数字。10干と12支からなる干支で、危機の年はいずれも10干の半か丁(ひのと)にあたり、「行き止まり」を意味する。
2017年もあと2カ月。そっと過ぎて負のジンクスを打ち破ってくれることを願う。
注目のコメント
事前に想定できないから株価大暴落は起こるのであって、「何が起こっても驚くべきではない」と言われても暴落となれば大勢的な投資家心理はパニックとなるのは当然で、むしろ大半の投資家に自制心が働いてパニックに陥らない程度であれば株価大暴落も起きないでしょうから、これを深入りして考えても詮無いことでしょう。
結局のところ何が起こってもどのような事態が起こったとしても、それが致命傷にならないように常日頃からポジション管理を怠らないようにしておく他ないということだと思います。確信めいた相場観があっても外れるときは外れるので。ブラックマンデーは、本物の危機ではなく、不安心理によるパニックだったというお話。株価暴落の原因がただの不安心理なら、いずれ株価は元のパスに戻るので、それほど慌てる必要はありません。そして実際、株価の推移を見ると、ブラックマンデーは上昇トレンドの中に埋もれてしまっています。
2013年のノーベル経済学賞のイェール大学のロバート・シラー教授のNYTIMES記事の翻訳。金融証券関係者や投資家は必読です。シラー教授は行動経済学者ですがS&Pケース・シラー住宅指数は有名。因みに今年のノーベル経済学賞も行動経済学のシカゴ大学のセイラー教授。行動経済学では6人目。従来は異端児だった行動経済学が表舞台に。「30年前のような大暴落は起こるか?」に関して教授のご意見は本文お読みください。私は1987年10月21日の日経朝刊に超強気のコメントをさせて頂きました。そこからNYダウは14.5倍です。今後も暴落は必ず起こります。しかし、人口動態と人類の叡智を信じるなら市場は廃墟の中から甦ります。暴落は理不尽な心理的パニックによって引き起こされるからです。従って暴落はいつも絶好の買いチャンスを提供してくれるはずです。