米IBM、AI「ワトソン」無料に アマゾンに対抗
日本経済新聞
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注目のコメント
これはかなり思い切った方向にいきましたね。
これまで高嶺の花だったWatsonが個人でも無料で使えるとなると、エンジニア達は喜ぶでしょうね。既存の有償で導入した企業はいろいろ不満も出そうですが。。
IBMがAmazonとガチンコでぶつかる日が来るなんて思いもよらない。そりゃ、巨像も踊るわけですよ。ネスレ日本は、日本では最も早くワトソンをビジネスソリューションに導入した。eコマースと消費者相談室による顧客対応は、これから数年でかなりワトソンに移行される。
なぜ我々がワトソン導入に成功したか? シンプルに、AIを使ってどのような問題解決をすべきかを明確にしていたからだ。IBMにとっての営業戦略は、まさにいかにしてクライアントにワトソンを使ったビジネスソリューションを認知させるかにかかっているのだろう。基本機能の無償提供は、正にこの目的のためのサンプリングプロモーションだ。基礎となるOSやAIは無料にして、如何にプラットフォームの中心となってソフトによる稼ぎを増やすのかという時代ですね。
無料公開によりデータを集めることでAIを進化させるだけでなく、その中で優秀なビジネス、プロダクトが出てきたらIBMが買収するなり、投資して稼ぐことが出来そうです。
重要なのはAI単体のビジネスではなく、そこから先に増えるサービスやビジネスであって、AIを中心に市場が増えること。
損して得を取れですね。
とりあえず、色々な開発プロダクト、ビジネスが加速しそうで、ビジネス開発担当としては嬉しいです。