会社を辞めるという不安にどう向き合うか——実際退社した2人が不安から解放された理由
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皆が皆、転職を考える必要もありませんし、最初に入った会社が自分にフィットすると感じるのであれば、それは非常に幸せなことだと思います。一方で、最初に就職する会社が自分に完全に合った仕事であるなんて、なかなかないことではないでしょうか。宝くじに当たるくらいとまでは言わぬまでも、競馬の18頭立てレースの単勝馬券を一点で当てる程度には珍しいことだと思います。
学生時代、「外資の会社なんかに行くと簡単に放り出されて大変な目に遭うぞ」と、外資に勤めたことのない諸先輩方から散々ご忠告をいただきましたが、実際に転職して本当ににっちもさっちもいかなくなった人というのは今まで会ったことがありません。そりゃもちろん、中にはそういう方もいるのでしょうけど。
転職がキャリアの一選択肢として、もっと当たり前のことと考えられるようになれば、より個々人は自由になれるのだろうと感じる次第です。
年功序列や終身雇用にしても、その方が社員を管理しやすいという会社側の都合が多分に反映された雇用慣行なんですから、働く人間がおとなしくそんな慣習に付き合う必要はありません。
「給料は一種の麻薬のようなもの」とありますが、自分の会社が買われた後で劇的に変わったのは、給料に対する捉え方です。それまでは会社のキャッシュが消えていく給料日が怖くて怖くて仕方なかった自分にとって、サボっていようが決まった日にお金が降ってくるという体験は非常に新鮮でしたし、「こりゃええわ」とも感じました。ただ、そんな環境に飼いならされてしまうことの恐ろしさを同時に痛感した体験でもあります。子どもがいない人は、自分さえ食べれればいいんだから、何だってできると思います。私は未婚の母だったので、育休中にFPの勉強して、子どもが成人するまでの必要資産出して、育休明けは自分が選挙に出るくらいの勢いで動き回って、私35歳、子どもが6歳のときにようやく踏み切れました。
不安はどんな立場になっても、生涯なくならないので、不安や不安定をポジティブにとらえる考え方ができるようになるのが大事です。この辺は、外国人に学ぶことが多かったです。
あと、フリー志向の人ほど、しっかり会社員やりましょう。発注者はだいたい会社員ですから。私はフリーでありながら、フリーに仕事を発注する立場も兼任しているので、相手(多くは会社員)の求めているものや相手の環境をおもんばかる力は、フリーの生存力向上に直結すると実感します。25歳で初めて転職して、次は32歳で初めて起業したけど、転職は20代で一度経験しておくと良いですね。若いうちに免疫ができます。
ただこれからの人口減時代は40代でも若手なので、年齢気にすることなくチャレンジが大事だと思う。